JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

近火見舞い

おはようございます。

数日前の出来事なのですが、私の住む市で明け方の火災がありました。  

私の住む所からは離れているのと、深夜という事で全く気付きませんでした。

朝の情報番組で知る事となった私は、姉に直ぐにLINEしたところ、高校時代の親友の自宅の近くだったのです。

その子は、小中学は違ったので、高校で初めて出会った子でした。

私とは性格は全然違うのですが、何がきっかけかは分からないのですが、お互いに親近感を覚えて特別な存在となりました。

1年生の秋から、私は所属していた体操部の練習が忙しくなり、楽しく過ごしたお昼の時間も練習で、その子との時間は無くなっていきました。

偶々昼が一緒に出来た時、向かい合わせた机の中に、新しい存在が増えていました。

その子はとても話術に長けていて、人を飽きさせない感じの子。

親友がどんどんその子に引かれているのを感じて、私は会話に入っていけなくなりました。

これ、なんか恋愛の話みたいですね^_^

その子は広島カープの大ファンで《三村さん》を連呼してました。

知ってますか❓三村さん…監督にもなられた方ですよね。

野球は巨人しか興味なかった私が、広島カープを知ったきっかけです。(凄く幼い頃、テレビでは巨人戦しか放送してなかったので、田舎の人は巨人ファンが多かった気がします)

私はどんどん親友との距離が出来てしまいました。

そんなある日、その広島カープのファンの子が、私と親友の時間を作ってくれたんです。

どんな言葉かは忘れてしまいましたが、私は親友と2人昼下がりのベランダで空を見ながらずっとおしゃべりしたんです。

何を話したかなんて覚えていません。

ただ、私は好きになれなかったその子が「良い子だなぁ…親友が惹かれるのも分かる」

そんな風に思いました。  

楽しいだけの子じゃなくて、私と親友がギクシャクしてるのを察して、そういう気遣いができる子だったんですよね。

その親友とは、20代になっても手紙のやり取りは続いて、私が故郷にUターンした時は、赤ちゃんを出産して間もないのに会いに来てくれました。

私が波瀾万丈な人生を過ごしている間、疎遠になってしまいました。

それで、今回の災難、火災が起きたのです。

私の地域では、『近火見舞い』というのが有ります。類焼でなくても、近所で火災があった時にお見舞いをするんですよね。  

それはきっと、その地方によって様々だと思います。

現金の場合も有りますが、季節に応じて、箱のみかんとか、そういった物を渡す人も居ます。 

私はその子にラインしました。

引きこもりの私にとっては勇気が必要でした。

直ぐに返信があり「ありがとう」って。

又会いたいね、お休みはいつ❓ 

と聞かれて、私は、家に来てもらおうと思いました。

その子が、故郷に帰った私に会いに来てくれた、その頃の様に又会える。

 

ただただ楽しかった20代前半

帰路に立たされ、自分なりの道を歩いた20代後半

子育てに頑張りながらも、心が通わなくなり始めた30代

明日を信じて、一匹狼で頑張った40代

ひとり上手に慣れてしまい、仕事以外は人との関わりが減ってしまった50代

 

きっと、家に来てもらう日にちが決まると、結構プレッシャーになってしまうと思う。

私はそういうところがあるんですよね。

私と正反対の姉は、長男の嫁ということもあるのですが、毎日人が訪ねてくる様な環境です。

義理の両親の姉妹が、今でも訪ねてきて、日曜日などは昼、夜の食事もしていくそうな…

病院の送り迎えとか買い物も頼まれるみたいです。

そういう事、家族に頼めば❓と思われるかも知れないですが、結構嫁姑問題があるみたいで、頼みやすい姉に電話がかかってくるんだそうです。

そういう姉は、尊敬しかありません。

私にはとても出来ないことです。 私って、孤軍奮闘はできても、そんな風に毎日家族ではない人に関わるのは疲れてしまうと思うんです。

適材適所、姉を見ているとそんな風に思います。

今日はこんなお話になってしまいました。

今、入浴を終えて、湿布を貼って、散歩に行く準備してます。

写真は先日のものですが、今夢ちゃんはこんな風に待っています。

今も健脚な夢ちゃん。

「ふたりで元気でいようね」

切実な思いですが、さり気なく夢ちゃんに言います。

今日は穏やかな陽気です。

みなさま、良い一日になりますように。