私が大岡信さんの《青空》という詩に出会ったのは、高校一年生の時でした。
国語の教科書の冒頭に在り、思春期の少女だった私は、一瞬でその詩に吸い込まれて行ったのです。
最初 わたしの青空の中に
あなたは 白く浮かび上がった塔だった
あなたは 初夏の光の中で
大きく笑った
わたしは その日
河原におりて 笹舟をながし
溢れる夢を
絵の具のように 水に溶いた
今でも忘れません。
まだ胸を焦がすような恋も知らない少女には
心の中に芽を出してもいない思いとか
夢、さまざまな思いが詰まった詩の世界でした。
書店に行って大岡信さんの詩を探しましたが見つかりませんでした。
この詩はもっと奥深く続くのですが
私はずっと冒頭の部分しか知りませんでした。
人は理解しあえるだろうか
人はゆるしあえるだろうか
詩は冬を迎えます。
心の瓦礫の上に
灰色の空の裂け目から差し込んでくる日差し
そんな時、吊り橋を渡るように歩いていけるだろうか❓
今日はお休みで病院に行ってきました。
長い事
事故のお話はしませんでした。
今日でひとつの節目を迎えたのでご報告します。
9月に、相手の保険会社から後遺障害の診断書を書いてもらうように言われ、提出した所、結果は認められませんでした。
そして異議申し立てを私個人でしました。
A4の用紙が届いて、1枚では足りず2枚に自分の状況を記入しました。
12月6日の休みの日を使って3時間ほどかかりました。
投函してから2週間ほどした頃
通院している病院の方に書類が届いたので、今日受診してきたんです。
2人の医師の診断が必要だったみたいで、予約はしたのですが、他の患者さんの診察の合間にパソコンに記入する形を取ったので
待ち時間を入れると3時間ほどかかってしまいました。
リハビリをする元気もなく帰宅しました。
これで一区切りついたと思います。
あとは、結果を待つのみ。
自分としては、これ以上続くと精神的にも辛くなるので、受け入れるつもりでいます。
年を越してしまうのは残念ですが、気持ちの上では区切りがついているので楽になりました。
今日は青空が綺麗でした。
だから、大岡信さんの詩を思ったのかもしれません。
通院している病院の建物からは富士山がよく見えます。
駐車場からも見えていましたが、最近アパートが建って見えにくくなりました。
日々状況は変わるので仕方ないですよね。
病院から戻れたのは昼過ぎ。アパートの窓から撮りました。
昨日は夢ちゃんとのクリスマスをささやかにお祝いしました。
チャーハン以外は買ってきたものです。
手前は予約しておいたワンちゃんのケーキで、もう一つはムクとのんに供えました。
次の日に夢ちゃんが食べるんですけどね^_^
チキンは中のお肉の部分だけ夢ちゃんにあげました。
しかし、私自身皮だけを食べるのはちょっと…
焼き鳥の皮は好きですが、柔らかい皮はあまり好みではない為少し残してしまいました。
私はケーキは有りません。
実は、長男の所にプレゼントした限定品のベルギーショコラノワールというケーキを自分にも注文してたんです。
でもそれ、先日帽子をプレゼントしてくれた子にあげたんです。
普段食べない自分のケーキを予約した時点で、何かに導かれたのかもしれないですね。
その子は痩せてるけど甘い物が大好きなんです。
形に残らないものでごめんねって言って渡しました。
ケーキも、好きな人に食べてもらう方が幸せですよね。
クリスマスは勤務先は恐ろしく忙しいです。
ケーキを予約したお客様が来店するし、買い物の量も普段よりも多くなります。
お歳暮は落ち着いてきましたが、ピークの頃には8時半の出勤で19時近くまで帰れない日も有りました。
昨日も早く帰れなかったので、色々な事が出来ませんでした。
夢ちゃんごめんね。
おかあさんはしっかりビール飲んじゃったけどね。
こんな風に私と夢ちゃんの年末は過ぎていきます。
29日がお休み以外は31日まで仕事です。
サービス業の宿命ですね。
ここまで書いた時
夢ちゃんの写真を最近撮れていない事に気付きました。
急遽パチリ📸こたつの上掛けを最近購入しました。
色と、可愛い型押しが気に入りました。
感触がフワフワしていて気持ちいいのか、ここが夢ちゃんの定位置になりました。
95❎95のコタツなので、私の座るスペースが侵略されてます。
木枯らしの吹くお外が大好きなのに、家ではコタツとお友達。
夢ちゃんは面白い。
こんな風に、わたしは痛いところばかりで、それでもなんとか毎日を過ごしていますが、夢ちゃんが元気なのが一番幸せな事です。
「長生きするんだよ」
さっきもそんな風に話しかけて、どこ吹く風、という顔されてます。
今年もあと1週間
慌ただしい毎日ですが、皆さま、良い年末を過ごされますように。
いつもほんとうにありがとうございます。