JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

青空のキャンパス

おはようございます。

今日は少し遅い出勤で、お散歩も終わったので時間の余裕が有る朝となりました。

明け方には雨音が聞こえていて、表に出ると草木に雨粒がついていたりしたけれど、空は晴れ渡っています。

いつもよりは30分以上遅く散歩に出た為、人に会う可能性大なので家を出る時からマクスをしました。

鼻のところを少し開けておけば、そこから朝の空気を吸い込む事が出来ます。


富士山は頭を雲の上に出していました^_^

その光景を撮りたくて、お散歩のコースを変更しました。

いつもと全く逆の方向に歩きます。

夢ちゃんは、頭と違う道を歩くのが大好き。

方向を変えると凄い力で引っ張ります。

「ねぇねぇ、はやくいこうよ」

後ろ姿がそう言っている。f:id:JunchanObachan:20200511080142j:plain数ヶ月前にはここで雪景色を撮りました。

季節の移ろいは富士山を通して教えられます。

空はどこまでも蒼く、真っ白な絵具で線を引いた様でした。f:id:JunchanObachan:20200511080310j:plain私の住む場所には、まだこんな光景が沢山あります。f:id:JunchanObachan:20200511080354j:plain昨日一日で雪はだいぶ解けました。

ここの近くに車が1台やっと通れる様な道があるのですが、そこは思い出のある場所でした。

近くにいながらもう何十年も目にしていません。

歩きなので行こうと思いました。

そこには、私がよく通い詰めた焼き鳥屋さんの奥さんが所有している平家の貸家が3軒ほど有りました。

仲良くしていたバスガイドさんが借りていて、仕事を辞めて実家に帰る引っ越しの日におにぎりとかお弁当を持って訪ねました。

それきりその子とは会う事がありませんでした。

その時には最後とは思っていな別れが、結果的には最後だったのだと、そういう事は結構有る。

三男が大学の卒業の時に、駅で「じゃあね」と別れた同級生たち。

その子たちともそんな風になるのだろうか…

その時には考えてもいない、いつもと同じ、明日又会える様な別れなのに…

ふと考えてしまいました。


空はどこまでも蒼く、あの日の三男達は夢の過剰でいっぱいだったんだろうな。

大岡信さんの《青空》

高校生の時に好きだった詩。

今日の青空はその詩を思い起こさせました。


夢ちゃんですが、いつも淡々しているのですが、昨日は一日私にべったりでした。夜など^_^f:id:JunchanObachan:20200511081631j:plain

こんな事、した事なかったです。

私は暫く、足を動かしたくなくなって、その時間を噛み締めてしまいました(親バカ)

くっついていると、体温とか鼓動が伝わって来ます。

「あったかいね」

しかし、これからの季節はそれも出来なくなりますね。

暑さには弱い夢ちゃん。

ここでのお留守番が心配です。

いままでは、サッシに防犯の鍵を付けて少しだけ開けて網戸にしておきました。

ワンコの頭が入らない幅にしておきます。

しかしその鍵には難点が…

反対側から同じ幅だけ、誰かが開ければ開いてしまうんです。

近所のおばさんは

「夢ちゃん」とか言って庭に入ってこないだろうか…

心配は尽きません。


それでも、こうやって仕事に行く事が出来て、食べたいものを食べることが出来る。

そんな普通の事がいかにありがたい事か。

今日もニュースでやっていましたが、子供達が家に居るお宅の食費は大変だと思います。

それに加えて、自分の勤務先が休業で収入がなくなってしまったら…

国からの援助の無い大変な方が沢山存在します。

来月はどうなってしまうのか、と思っていたのが、明日どうなってしまうのか

そんな緊迫感は他人事ではありません。

こんな時こそ助け合いの気持ちを持ちたいです。

人がいない隙に落書きをした箱根のニュースも悲しくなります。

その時間を、もっと何かに使って欲しい。


正直、今の私は何にも出来ません。

人にマスクを作ってあげた人、買い物を代わりにやってあげた人、行動に移す事は中々出来ることでは有りません。

私は、人に迷惑をかけない、自粛を続ける、それくらいしか出来ません。


空の蒼さと太陽、澄んだ空気に感謝しながら一日を始めたいと思います。

皆さまも良い一日になりますように。