今朝、3時39分
三男の「おかあさん」
という声が聞こえて目が覚めました。
1時間ほど離れた所で一人暮らしをしている三男。
言いようのない不安にかられても、どうする事も出来ずに
日曜日なので、電話で起こされても不愉快にならないであろう時間に(8時半頃)電話をしても出ません。
心配は募るばかり。
もう一度かけたら
「もしもし」
出ました。
急な仕事が入ったとの事。
私はもうそれで良かったけれど、10時半頃に三男が掛け直してくれました。
三男は建設関係の会社に勤務しています。
高校生の頃に二宮和也さんの「フリーター家を買う」を見て橋を作りたいと思ったと。
でも、現実は道路関係の方に配属されて、取り敢えず橋とは関係ない毎日。
会える時間は少なくなったけれど、仕事の事はよく話してくれます。
愚痴とかを言うことはなくて、いつも淡々としています。
今日の経緯を、三男はいつものように淡々と語り始めました。
県道で死亡事故が有ってその後片付けに行っていたと。
リアルな内容だったのでこれ以上は控えます。
電話が来て、手配をしたけれど(いつもそう言う場合は作業する方にお願いする)人が居なくて、下請けの方と2人で作業したようです。
私は呼び出された時間と事故が起こったであろう時間を聞いた時に鳥肌が立ちました。
多分事故が起きたのは私が三男の声を聞いた頃だったのです。
三男が数時間後にそこに向かう事を暗示していたのでしょうか❓
霊的な事とか全て信じる方ではないけれど、何か、言葉では現す事の出来ない何かがこの世には存在するのではないかと、そんな風に思いました。
三男の仕事は、例えば物を作ったりとかそういった事だけではなくて、今日の様な場合もあります。
緊急の場合は休みでも出勤します。
雪の積もった夜は徹夜だそうです。
想像していた事とは違う事も有るでしょう。けれど、それが働くという事かもしれません。
全く違う部署の同期の子は、毎日が大変でお弁当を食べる暇が無くて持ち帰る日々だったそうです。
父親からは「弁当も食べられない仕事など辞めろ」と言われたそうです。
前回帰省した時に、その同期の子の事を聞いたら、頑張っているとの事でした。
それぞれ大変な事も有ると思います。
でも、三男が続けていられるのは
それは、先輩の方々のフォローが有るからだと思いました。
常に声かけをしてくれると言っていました。
しかし今日の様に、間接的に人の死と関わる事も…
忙しいとか、そういう事よりも、精神的に辛いでしょう。
近くに居て食事を作ってやりたいと思う事も有ります。
お母さんはいつでも想っているよ、想いが風に乗って届くでしょうか❓
そして、朝の不慮の事故で亡くなった方のご冥福を心よりお祈りします。