4月の陽気と思いきや、一昨日から寒の戻りで風も冷たく感じます。
8分咲きの梅の花も蕾が硬くなってしまったよう。
先日の事ですが、母の四十九日を無事に終えることが出来ました。
母の遺影は、優しく微笑んでいるものです。
依頼するときに、正面を向いている方が良いのではという意見も有ったのですが、私が気に入った写真は、残念なのは斜めに向いているのですが生前に見せた優しい表情でした。
編み物も得意で、自分で編んだセーターを着ています。
何と、Vサインをしています。
介護施設で撮ったので「○○さんポーズ」とか言われたのでしょうか。
葬儀社の人に相談したら、今の技術で消せるとの事。そして手のあった場所は違和感なくセーターの編み目が上手く再現されています。
写真の中だけの人になってしまった、と思ってしまうと切なすぎますが、私の脳裏には色々な時の母の思い出が残されています。
それは決して消える事が無いのだと思えます。
三男は仕事の関係で泊まることは出来ませんでしたが、次男は2泊してくれました。
1日は、私の気になっていた別荘を見に行ってくれました。
勤務先には割と近いんです。
別荘のある場所が近くって、やはり田舎なんですね。先日テレビで、私の故郷のことを《片田舎》と表現されていて、一瞬ムッとしてしまった自分。確かに田舎なのか…片田舎という表現が嫌だったのかな。
話が逸れましたが、その別荘は高台に有るんです。そして物件の特徴の中に《土砂災害危特別警戒区域》と有りました。
この時点でナシなのですが、私は自分の目で確認したかったのです。
次男は、そんな私の気持ちを察して、疲れているのに「行こう」と言ってくれました。
目的地に着く前に、日常ではムリと気付きました。
車のすれ違えないクネクネした道路を登っていくのです。山の斜面に建っている感じ。
下にある民家でさえ「ここに住むのは大変」と思える場所でした。
この地域では、常に雪の心配をしなくてはなりません。この季節でも車で行くのが大変なので、雪が積もってしまったらまず外出はムリでしょう。
そして、実際の自然災害は出ていませんが、集中豪雨が起こったときに土砂崩れの不安もついて回ります。
でも、自分でこうして足を運んで確認する事で、現実の厳しさを感じながらも目標に近付いて行けると思っています。
次男が帰る日の夕方 「一緒に散歩しよう」
と言ってくれたので、明るいうちに出かけました。
私と夢ちゃんの歩く姿は、或る人に見てもらったら「良い写真だね」と言ってもらえたので
恥ずかしながら載せますね。
夢ちゃんの歩く姿が可愛いです(親バカ)
散歩の時はいつもしっぽがピンと立っていて、楽しいんだな、とは思っていましたが、やはり楽しさが伝わる後ろ姿でした。
こんな風にこれからも、夢ちゃんとふたりで歩いていきたいと思っています。
歩き続けることは無理かもしれない。
たまに立ち止まっても、夢ちゃんがいたら歩こうという気持ちになれる。
仕事の方は、相変わらず不規則です。
早出の日は朝が大変ですが帰る時にいつもと違う富士山を見る事ができました。
もう18時を過ぎていましたが、日が長くなったんですね。美しい姿でした。周りの山々の上にある雲は、幼い頃に遅くまで遊んで帰る時に見た怖い雲のようでした。写真に撮ると明るくなってしまったのですが、肉眼ではもっと暗くて妖怪でも出てきそうな感じ。
ふと、その雲を背中に帰りを急いだ幼い日が蘇った気がしました。
今日もこちらは気温が低くなっています。
友達からの誘いで、昼は外食の予定です。
引きこもりなので、何気ない外出も気合を入れないと行けない感じ。
行けば楽しいんですけどね。
それでは、皆様も良い一日になりますように。
花粉には充分お気をつけ下さいね。