お盆の入りの今日、朝から実家の方に行っていました。
実家の檀家であるお寺に、弟、次男と三男で向かいました。不安定な天候のため、途中で雨も降り出したりしましたが、何とか無事にお参りすることが出来ました。
お寺ではテントを設置して、麦茶と安倍川餅を振舞ってくれました。
次男だけいただきました。
三男は今日帰る予定だったのが、私のラインは既読にはなったけれど何にも連絡がありません。
昼には長男夫婦も来る予定だったのですが、その頃になっても音沙汰なし。
その後
「二度寝した」
とラインが。
又音信不通…
仕方なく電話したら、眠そうな声で「モシモシ」
今家に着いたというけれど、声のトーンが今起きたという感じなので、三男の分の昼食は持ち帰ることにしました。
みんなそれぞれ忙しく仕事をしているんだな、そう感じた私でした。
実家のお墓以外に、子供の頃からお参りするお墓が有りました。
当時から苔むしていて誰のものかも分かりません。
でも、ずっと、そして今でも手入れをしているのです。
草取りとお花、線香を備えた後に向こう側にコスモスが咲いているのが見えました。手前にはツユクサが咲いています。
子供の頃近所の年の違う幼馴染と遊んだ時に、このツユクサの花を水に入れると色が落ちて綺麗な青色に染まるので、よく色水(当時そう言っていたと思います)を作って、父の黄桜のお酒の小さなビンにたくさん作ったものです。
今でもツユクサを見るとその時の光景が蘇ります。
色水を作ることなんて、何の意味もないことかもしれない。
けれど子供の頃は、一生懸命にツユクサを積んで作っていました。
今日は弟とそんな話をして、2歳の年の差で弟が覚えていない事も有ったりして話していて楽しかったです。
今は引きこもりの私も、あの頃は太陽の下で虫取りをしたり草花を積んだり、冬には手足が痛くなるまで雪の中で遊んだ、そんな女の子だったんです。
実家から帰ると、案の定三男は爆睡をしていました。
さながら、2時間ドラマの変死体のよう
(三男ゴメン^_^)
私と次男は、そっとしておこう…
そう思ってふたりで出かけました。
そこは、富士山の裾野(まあ自宅も充分裾野ですが)
私の最後の判断をしたい場所があったんです。
富士山のよく見える別荘。
今の勤務先からは、ひとつは10キロ、もうひとつは20キロ。
通勤には後者は微妙です。
ひとつ目は、鬱蒼としすぎていてナビに登録したのにもかかわらず分かりませんでした。
ふたつ目は、実際に建物を見る事が出来たのですが、写真では前の道路も広くて眺めの良い場所にあるように見えたのですが
実際には3メートルくらいの狭い道路に面していて、周りはジャングルでした。
しかも5メートルくらい先には自然倒壊したような家があって家具が散乱していました。
もう十分。
次男ありがとう。
今年ももう残すところ4ヶ月です。
目標が明確になったので、これからは具体的な動きをする事となります。
状況はまた報告しますね。
その帰り、明日は姉達家族が来るので私は山菜おこわを作ることにしました。
長男のお祝いの席で作ったのですが、その時に母にも食べさせたかったと思ったので。
その具材を購入するために、本日2回目の買い物。
そんな時、スーパーに着いたら虹が出ていました。
肉眼で見た時には気付かなかったのですが、虹が二重になっていました。
虹の橋
下の濃くて元気に見える虹は、いつも元気だったムクの虹
上にうっすらと優しく映っているのは
いつも優しかったのんの虹
迎え盆の今日、虹に乗ってふたりは元気な姿でやってきてくれたと思いました。
ふたつの虹
そして何よりも
新盆迎えた母がふたりとともに来てくれたと思えました。
母は口癖のように、夢ちゃんのことを
「とても捨てられないだろう」
それは私が捨てる前提の言葉ではなくて
不思議な縁で彷徨っていた夢ちゃんと出会ったのだから
いつまでもふたりで仲良く暮らしなさい
そう言っていると思えました。
命が消えてしまう事は、まだどういう事なのかわかりません。
目の前でのんの呼吸が止まった時に三男が言ったことば
「どこに行ってしまったんだろう」
その言葉が今も心に焼き付いています。
ついさっきまで温もりが有った体が、物体と化してしまった
のんの元気だった頃を重ね合わせそのキャップに突き当たってそんな言葉になったのでしょう。
わたしには答えられませんでした。
でも今日は、あのふたつの虹を見て、ふたりは元気な体でいる、可愛がってくれたじいじ、ばあばとお散歩しているのではと思えました。
夢ちゃんと元気でやっていくことで安心してくれるでしょう。
追伸
勤務先が驚異的な忙しさのために、最近はブログの更新もままなりませんでした。
昨日も寝落ちに近い感じでした。
こんなわたしのブログに訪問して下さり、ほんとうにありがとうございます。
すぐにはお返事が出来ないかもしれませんが、皆様のコメント、✨はいつも有り難く受け止めさせていただいています。
遅れてもコメントさせていただきますので、これからもどうかよろしくお願いいたします。