JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

職場を去った人

昨年の事です。

職場には5人の困った人がいて、その中で飛び抜けて異常な人が居るとお話ししたと思います。

11月13日のブログに、その人に関して上司との話に持ち込むことが出来て、その後店長直々に話をすると…ここまでで終わっていたんですよね。


年末の忙しさに向かう中、着々と話は進行していたのです。

上司とのミーティングでは良い結果得られず(結局逃げられて終わった感じ)

皆が意気消沈していた所、店長が「よし、俺が話してやる」

鶴の一声が有ったのです。しかし…待てど暮らせどその日は来なくて、このままで終わらせる事は出来ないと皆が思っていた矢先、その人は突然店長から呼び出されました。

直属の上司と、店長、本人、3人で話したようです。

結果は、今までの事が改善されない場合は部門異動になる、と言う事で本人も納得したようです。

そしてそれは、その日から1ヶ月様子を見るという事でした。


その日から、その人は前の様に挑戦的な言葉を発する事も無くなりました。けれど服装はそのまま、下はくるぶしの見える様な私服で相変わらず自分のルールで仕事をしていましたが取り敢えず何事も無く過ぎて行きました。

ある日の事、勤務先ではその日のお買い得の商品は点数が制限されます。お一人様1点、物によっては2点、そしてそれ以上購入したい時は通常の単価になるんです。

お客様にそれを告げるのは言いにくい事、でも、沢山のお客様に購入してもらう為には仕方がない事なんですよね。

後から聞いた話ですが、その人は何点でも普通にレジで打っていたので後ろに居た人がそれを指摘したら

「ちゃんとやっています❗️」

と答えたので、履歴を見たら案の定1人のお客様に何点も打っていた。

それをされると、お客様に断っている人がクレームの対象になってしまうんです。あの人は幾つでもレジで打ってくれたのに貴方はケチだ、みたいな。

そして、それを指摘されても

「ちゃんとやったつもりです」

と、非を認めなかったそうです。

それを聞いた時、指摘した人もそこまでやるのは嫌だったろう…その人は以前に

「私も注意する事は出来る、だけどその後自己嫌悪に陥ると思う」

と言っていたっけ。

今までの私の職場は、そんな事をする必要も無かったんです。

皆んながお互いを助けようという気持ちが有って、楽をしようと思う人なんて居なかったし、間違いを指摘されたら素直に聞ける環境だった。

そしてその人は、数日後にも同じ事をして又別の人に指摘されて、その日のうちに店長に退職を告げに行きました。

このままでは部門異動になると思ったのか、自分なりの判断をしたようです。

あまりにも呆気ない幕切れでした。

それから後の日々は、会話も無く淡々と職場に来て、年が明けたら妹さんが入院したと休みになり、1日か2日出勤した後は旦那さんから電話で

「腕が痛いので休みます、制服は後から届けます」

そのまま来なくなりました。

誰も直接辞めるとも聞いていない、なんの言葉も無く去って行きました。

「電話が有っただけ進歩したのかも」

誰かが呟く。

彼女が去った事は、私達にとっては気持ちのいいものでは有りません。

本人にしたら追い出されたと思っているかもしれません。でも、あのままだったら自分達の身がもたなかったので、上司に話した事は良かったと思っています。


そして、困った人達はまだ4人いる訳で…

その1人は、サービス業にあるまじき、年末年始のお休みを1週間も取って当たり前の様にしてる。

納得できない事は多いですが

私としては仕事が出来る事に感謝してこれからも行くつもりです。