JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

雪のち晴れ

おはようございます。

昨日は雪の中、無事に病院に行ってくる事ができ、一安心の私です。

雪の次の日というのは凍結が心配です。

皆さま、外出の際転倒には気を付けてくださいね。

昨日は、テレビで転倒する方の映像がたくさん流れました。凄く心配です。

 

私が通っている整形外科ですが、凄く広いスペースにたくさんのベッドが並び、カーテンで仕切られているんです。

私は数年前から、ベッドが4台くらいの狭いスペースの方に行くようになりました。

多分、療法士の先生の場所が決まっているんだと思います。

なので、治療中はザワザワした感じはないのですが、昨日は違いました。

お隣のふたり、療法士の方も患者の女性も声が凄く大きいんです。

私の担当の療法士さんは、優しく話す方なので、隣の声に打ち消されて聞こえなかったりしました。

そのうち、隣の高齢の女性が『車は今日もノーマルのままで来ましたよ。滑った事も無いので全然問題無し』

という様な内容を得意げにずっと話しているのが聞こえてしまいました。

声がデカいので、聞きたくなくても耳に入ってしまうんですよね。私は《それダメでしょ》と言いそうになりました。

寒冷地で、今年は少ないにしても雪の多い地方です。ここに住む人達は、大体11月の内にスタッドレスタイヤに交換しますね。

12月になってしまうと、タイヤ交換に駆け込む人が多くなり混むというのも理由の一つです。

いつ雪が降っても良い状態でいると安心なんです。

2月までノーマルでいるなんて考えられないです。 

雪はいつ降るか分からないし、雪が無くても道路はアイスバーンにもなります。

立ち往生したら大変だし、滑って他の車を巻き込む可能性だって有ります。

そんな人の近くは走りたくない。

雪の日の運転に、変な自信を持つのも困ります。

一瞬で滑ってしまうんですよね。

私は数年前に、線路沿いの裏道を走行中、突然滑って車が横向きになってしまった事が有りました。

ブレーキを踏んでいなかったと思うので、なぜ滑ったのか分からないのですが、対向車が無かった事が救いでした。

でも、滑るのには理由があると思うので、無意識にブレーキを踏んだのかもしれないですね。

雪道で一番怖いのは、怖さを知らない人です。こちらがゆっくり走っていると、車間距離を詰めてくる人、一番困ります。

隣の患者さん、早くタイヤを交換してください。

私の心の叫びが届くわけは無いですね。

昨日はもうひとり、記憶に残る患者さんが居ました。

私が治療が終わって会計に用紙を出すと、横から年配の女性が歩いてきたのですが、何と❗️靴のままなんですよ。

受付の女性に『靴を脱いできてください』と言われて、靴のまま引き返していきました。

そこの病院は、土足厳禁で靴を脱ぐスペースの目の前に下駄箱が有るんです。

土足の場所と床材を敷いた場所の段差が無いために、分かりにくいと言えば分かりにくいのかな。

でも、土足で来た人は初めてでした。

でも、何かその人を見て、妙に気持ちがあったかくなった私でした。

靴を履いて「スミマセン」と言った姿が、なんか可愛かったんです。

私もそんな、可愛いおばあちゃんになりたい・・・

そんな事を考えるお年頃です^_^

そういえば、勤務先にそんな人が居ました。

私よりも随分上なので、もう退職されていますが、その人に対してはそういう風に思っていましたね。

飾らない性格なので、ともすれば上司に嫌われた事もあります。何故かというと、いつもタメ口なんですよね。

私はそれも含めて好きだったんですが、何よりその人の事を尊敬していたのは、人の悪口を絶対に言わない所でした。

あんな風に、可愛く年齢を重ねたい、職場の友と話したものです。

ここまでしたためて、大分遅くなりましたが朝のお散歩に行って来ました。

9時過ぎてました^_^

狭い道路はまだこんな感じです。

雪があるのは、夢ちゃんにとっては嬉しいこと。

広い道路は全然問題無く走れますね。

道路脇の雪は凄かったです。多分20センチ以上の積雪だったと思います。

9時40分の富士山です。

大分雪深くなりました。

夢ちゃんは、雪や、その向こうにある草木に興味津々。

「おかあちゃん、きょうはくるまもすくないね」

 

「そうだね、今日はお母ちゃんも運転しないよ。ずっと一緒に居ようね」

 

夢ちゃんのこんな後ろ姿を見つめていたら

ふと

中学生の頃に暗記した枕草子が浮かんできました。

『いみじうあはれにをかしけれ』

「9月ばかり」の一説ですが、

大変しみじみとした趣が有るという意味ですね。

今の若者が言うとしたら

多分《エモい》かもしれないですね。

言葉は違えど、人が自然と共に生活していく中で受け取った感性というものは、時を超えるのではないかと思った瞬間でした。

夢ちゃんと居ると、こたつで丸まっているだけの私ではないので、やはり「ありがとう」の言葉で締めくくりたいと思います。

 

それでは皆さま、今日は皆様の下にも燦々と太陽の光が降り注ぎますように。