JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

2人の夜と長男への思い

f:id:JunchanObachan:20151124191511j:plain2人というか、1人と一頭ですね。

長男ですが、介護施設の施設長をしています。建設業、サッシ会社経験後の今の職場で苦労が多いと思います。職種に関しては、自分なりにクリアしてきたと思うのですが、親としての心配は、欠勤者の穴埋めのために休みの日でも出勤する事も度々、そして先日は夜勤専門の人が急に辞めたために3日連続夜勤でした。しかも、施設長という立場の為に、夜勤手当等つかずに無給です。

今、世間で騒がれているブラック企業ではないのでしょうか❓

企業名も告げていないので、今ここであからさまに言えますが、息子の勤務先の事なので中々人に相談する事も出来ません。

3日連続夜勤の後、数日して今夜も夜勤です。普通は夜勤明けは休み扱いではないと思いますが、夜勤明けの明日は自分の休日と見なされ、しかも夕方は仕事で出掛けるようです。

親として一番心配なのは、長男の体です。私に似てしまったのか❓馬鹿正直で無理するタイプ。私は、人として出来てない所があり、車を運転していてあんまりな人に遭遇すると《クソババァ》なんて心の中で思ってしまいますが、長男は人に対して決して避難するような事を言いません。

そんな子だから、二十歳の時に、我が家がもめた時に、1人で苦しんだのです。家庭を顧みない夫に『お母さんが悩んで、本当の事を話して欲しいとここまで言ってるんだから、ちゃんと話したら❓』そう言ってくれました。けれど、長男の声は届かずにあの人は私達に沢山の困難な事を残したまま去りました。

その頃です。長男は体調を崩しました。その事は、今でも母親として申し訳なかったと思っています。

体調が悪いと車も運転できませんでした。ある日、天気も良かったので気晴らしに車で出かけた時に、ずいぶん昔の歌〈20歳のめぐり合い〉という曲が流れました。

〔20歳になって大人になって、出直すんだね過去など忘れ〕サビの部分が流れた時に長男は泣き出しました。「おかあさん、ごめん、ムリだ」すぐに家に引き返しました。

20歳の自分にはあまりに辛く響いたのでしょう。春秋に富んで、一番素晴らしい時を、涙で曇らせたのは私です。

今は、私が大人げないのでしょっちゅう口喧嘩になります。

でも…喧嘩できるようになって良かったと思います。辛い時間を自分で乗り越えてきた長男には、誰よりも幸せになって欲しいと思います。

夢と2人の夜、そんな事を思って、又涙した私です。