JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

洗濯が出来なかった頃

もう10年以上前です。

私が1人になった時に、下の2人はまだ小学生でした。

仕事を2つ掛け持ちして、朝8時前に家を出て、夕方一旦帰宅しワンコの散歩、夕食の支度、そして18時過ぎに次の仕事に💨

帰宅は22時頃。

その後、明日の子供達の支度とか洗濯をするのですが…

ある日、突然洗濯が出来なくなってしまったのです。 

やらなきゃと思えば思う程、体が動かない。

ひどい時は深夜1時くらいまで悶々としていました。

いつだったか、テレビで鬱の特集をしていたのを思い出しました。

ある主婦の人は、ずっと何事もなく過ごしてきたのに、ある日何の前触れもなく目の前にあるコップを台所に片付ける事が出来なくなった…それが鬱の前兆だったと。

バイと思いました。

でも、スイッチを入れる事すら出来ないんです。

あの時どうしたか…多分長男がやってくれたんだと思います。


 私はA型の典型というか…

他人には求めないけれど、自分の中で完璧でないと気が済まないのです。

それが出来なくなるのは相当なストレスだったと思います。

その頃過敏性腸症候群を発症しました。

心身共に限界だったんですね。

私はズボラになりました。

優先順位をつけたんです。

今やらなければならない事、子供の学校、食事、そして収入を得る事。


庭には草が溢れました。

近所の視線はスルーしました。

全部出来るわけない。


でも、お金に変えられないものも有ります。それは子供達との大切な時間。

夏休みには長男の運転で遠出をしました。色んな所に行ったと思います。

平日は…

今は亡き2人のワンコ達が小学生の2人を守ってくれたのです。

親としたら、子供が帰宅する時に家にいてやりたい。

けれど生活の為にはままならない。

ワンコがいる事で、寂しい思いは少なかったと思います。

そして何よりも、防犯の役割もはたしてくれていたのです。

危険なヤツがきたらワンコが吠えてくれる。親としてはそんな思いにすがっていたのです。

そして、最近わかった事なのですが、長男は下の2人を連れ出して、BB弾とかで遊んだって。

当時の自分には知る由もなかった。


自分が精神的に深刻にならなかったのは、子供達、そしてワンコのおかげだったと思います。


とはいえ…

今はそのツケが回ってきているのです。

毎日の家事はやっています。

けれど、2階は物置状態です。

押入れの整理とか出来ていない。


このブログで出会った方で素晴らしいなと思ったのは、通院される時にそれまでの御自身の状態とか日常、とても丁寧に記録され医師に渡されている事。

毎日の事を記録する大変さは思い知っているので、その方の努力が凄く良く分かるのです。

私もそうありたいなぁと思いました。

そして、自分の状況に真摯に立ち向かう事。逃げたいと思う事は沢山ある。

けれどそれを受け止める心があれば、そこから道が開ける。

そう思えました。

ズボラになる事で生き延びてきたけど(スミマセン、ゴミ屋敷ではないので誤解しないで下さいね、念の為(笑))

昔の自分に戻りたいなぁという気持ちが強くなっているのです。


まだ8月ですが、年内には昔の我が家に戻したいなと。

休みの日は母の病院とか色々あります。けれど、1日の数時間でもそれに費やせば出来るのではないかなと思います。


これからどうなるのかな❓

何て誰にも分からないですよね。

けれど、前を向いていきたいな、そう思います。