JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

懐かしいミハマの靴

今週のお題「セールの戦利品」

20代を横浜で過ごした私は、同じ職場のハマっ子(3世代の長きに渡り横浜で暮らしている)の先輩に随分可愛がってもらいました。

憧れの土地、横浜で暮らす人は思いの外庶民的でした。

私が横浜を今でも忘れられない理由は、都心にも近いのにエキゾチックな街並み、地元の人の優しさ。


当時は皆んなハマトラでした。

カジュアルでありノーブル、私はスカートなど手作りしたりしました。


ハマトラの靴はとても履きやすいです。しかし、親元離れて寮暮らしの自分には中々揃える事が出来ません。

そんな時に職場の先輩が、いついつセールがあるよと教えてくれて、仕事の後に皆んなで繰り出した事も度々。

カッターシューズ、サンダルを買いました。

サンダルはトリコロールで長い事お気に入りでした。

カッターシューズはペタンコな為に、その後教習所に通った時に、クラッチを踏み込むと足からパカッと外れてしまう、ちょっと運転には向いていないかな❓という難点が有りました。


今は…それらの靴はどれ1つ手元に有りません。

でも、セールで手にした時の喜びとか、自分にピッタリな靴に出会った時の嬉しさ、今でも鮮明に覚えています。


あの時の優しい先輩達、私はいつも一生懸命で仕事をしているときも小走りで「じゅんちゃんはいつも走っているね」

そんな風に言われた。

あの時の夢を今でも見る事が有って、目覚めた時に戻れない自分が悲しくなる。

けれど、今の私は、歩き続けて来た結果なのだ。

いつか、可愛がってくれた先輩達に会いに行って、ミハマの靴を見てみたい。


あの、トリコロールのサンダルを履いている私に出逢えるはずもないけれど、でも、横浜の空気はあの頃とちっとも変わっていない、そう思います。