JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

おりがみの夢ちゃん

ここ数日間暖かい日が続きました。

昨日は少し気温が下がり、そんな陽気で体調を崩す人も多いかと思います。

くれぐれもお気を付け下さいね。

今日は年内最後の連休の初日、母に会ってきました。

先日折ったおりがみは、ちょこんと座って母を見守っていました。f:id:JunchanObachan:20181207170934j:plain本物の夢ちゃんを連れて行きたいなぁ…

母は

「家を片付けないと…」

なんて呟いて、その言葉が出るということは体は辛くないんだと思いました。

「そうだね、いつも洗濯も自分でやっていたものね」

会話の向こうにはf:id:JunchanObachan:20181207171139j:plain富士山が見守ってくれていました。

数日前はf:id:JunchanObachan:20181207171236j:plain暖かかったせいか(天気予報では10月の中旬と言っていたっけ)

心なしか浮かんでいる雲もうろこ雲に見えた気がしました。

一瞬一瞬がとても大切に思えます。

そう言っているのに今朝は朝寝坊しました^_^

たまには良いかな。

夢ちゃんはそんな時も何にも言わずに待っていてくれます。

ふたりで、ずっとずっと歩き続けようね、そんな風に話しかけました。


しんしんと

寒い日が多くなってきました。

数日前、雨音がずっと聴こえていた夜。f:id:JunchanObachan:20181203164956j:plain朝に現れた富士山の雪は下界まで迫って来ていました。

夜には富士山ではしんしんと雪が降り続けていたのだろうか。

幼い頃は雪が降ると嬉しくて、外で雪だるまを作ったものです。

冷えた手足を急に温めると凄く痛くなる、そんな事も経験して知っていました。

最近私は雪が好きではないと思う事が多くなりました。

雪に限らず自然界はともすれば牙を剥く、そんな印象が強くなってしまっていたんです。

大雪で、日常の中で命を落とす人も居ました。そんな負の印象ばかりが募っていた。

でも、今静かな気持になると、雪の降るしんしんという音はとても好きだったと思い起こされました。

耳に聞こえる音ではなくて、肌で感じるような優しい雪の降る音。f:id:JunchanObachan:20181203170517j:plain

病室で撮りました。

私にはしんしんという音が聴こえる気がしました。

今日は可愛い色の折り紙でワンコを折りました。

ワンコの胸には『夢』という名札を書きました。

「ゆめちゃんだ」

母がつぶやきます。

冬将軍はやさしいと思えた日でした。

たいせつなおもい

昨日から10月の様な陽気でとても穏やかです。

今年も残すところあと1ヶ月となりました。

この11月は私にとっては色々な思いが交錯した時間でした。

少し前に、私は11月にはイベントが有るとお話ししたと思います。

その1つは、25日に開催された富士山マラソンです。

選手として参加、だと言いたいところですが、冠攣縮性狭心症では無理です。

お手伝いという形で参加を予定していました。

私の中にそういう思いが芽生えたのには2つ理由があります。

ひとつは、開催の同じ地区に住んでいる友達が昨年ボランティアをしたのを聞いて、次は私も参加出来るかな❓と頼んでおいたのです。

そしてふたつ目は、私が勝手に兄のように思い込んでいる(スミマセン)ごいさんです。

ごいさんはあらゆる地域のマラソンに参加されて、その都度その土地のボランティアの方々に感謝の気持ちを綴っていらっしゃいます。そしてご自身もボランティアだけの為に訪れる事も有るんです。

ずっとずっと引きこもりだった私が、そんな風にお手伝いをさせて欲しいと思えたのは、ごいさんの影響大でした。

でも、出来なかった事をやるつもりだったと話すのはのはちょっと違うんじゃないの❓

言わなくてもいいのに…

そう思ったのですが、そんな風な気持ちが自分の中に芽生えた事を伝えたかったんですね。

その日は天候に恵まれて、給水を手伝った友達からは「ドリンクを受け取るランナーが早くて服に水がかかってしまったよ」

と楽しそうなラインが来ました。

来年やるとは言いません。でも、来年のこの時期に楽しい報告ができれば良いなと思っています。


母の事ですが、詳しくは伝えない事にしますね。

今は緩和ケアになっていて、積極的な治療はしていません。

でも、医師の最初の診断では1週間と言う事でしたが本人は頑張っています。

母に残された時間は誰にも分かりません。

私は、その時間を大切に過ごしていくつもりです。先日はホットケーキに甘納豆を入れて焼いて持って行きました。髪は伸びていたのでピンクの可愛いゴムでとめました。

仕事をしていると、頭がいっぱいになってしまいます。

知ってる人が来ても気付かなかったりしました。それではいけない。

友達が素敵な言葉をくれました。

「嫌なこととか、辛いこと、悲しいこと、そういう事っていつだって嫌なものは嫌だし辛い事は同じ様に辛いんだよ。それが大丈夫になる事は無い。だけど、その都度気持ちを切り替えたり別の視点で見るようにしたりする事で乗り越えるんじゃ無いかな。そうやって時間を送っていくんだよね」

その子は20代の時に母親を亡くしています。私と出会うずっと前に。

その言葉で私は、ジタバタする気持ちが少し楽になったように思いました。

受け止めなければいけない事は多いけれど、少し視点を変えて気持ちのやりくりをしていこうと思っています。f:id:JunchanObachan:20181128171552j:plain昨日の富士山は可愛い帽子をかぶっていました。f:id:JunchanObachan:20181128171638j:plain今朝の散歩で、少しちがうコースを歩いたら、柿の実がたわわに実っていました。空の青とマッチしてとても綺麗でした。

この時期に両親を1時間ほど離れた病院に連れて行っていた頃に

「今の時代は柿の実を取る人もいない、昔は干し柿にしていたのに」

その言葉が思い出されます。

そんな風に、一緒に過ごした時間はその時には分からなくても大切な物だったのだと知りました。

一瞬一瞬を噛み締めて過ごす事は無理でしょう。後になって気付く事の方が多いのかもしれない。


泣き虫な私です。

でも、今は泣きません。

こんな時に自分の座右の銘を思い出しました。

『明日を信じる』

明日も、いつものように夢ちゃんと散歩をし、仕事して過ごしていきます。


中々皆様に思うように訪問出来ないかと思うのですが、こらからもどうかよろしくお願いいたします。



母との時間

この前の休みに病院に行って以来、今日まで母に会うことは有りませんでした。

仕事が遅くなってしまったのと、自分の中で行く勇気が無かったのが理由です。

姉と弟は、多分私が仕事が忙しいのを気遣っての事と思うのですが、主治医と話をして母の外出を決めました。

それが今日です。

本来だったら、今日は病院での話し合いの日の予定でした。

私の休みの日にしてもらっていたのです。

数日間の間に話がずいぶん変わっていました。

今日の外出は10時から14時まで。

体には色々な管が付いているので、個人で連れてくることは出来ません。

介護タクシーを依頼してストレッャーで運びました。

私は9時に病院の予約が有ったので、連れてくるのは姉と弟に頼んで、食事の方を用意しました。

何がいいだろう…

前日からおでんを作っておきました。

そして朝にドリアを作りました。

メニューはバラバラですが、日頃母が食べたいと言っていたものを優先しました。

けれど、私が家に着いたら

ほうとうが食べたいと言っている」

弟に言われて大ショック。

結局ほうとうは作らずに(時間が限られている為に)用意したものをみんなで食べました。

母は、おでんの大根を一切れ、ドリアを大きいスプーンに1杯食べました。


私は能天気に「次に外出した時にはほうとうにすればいいよね」

などと話していたけれど、姉と弟は何にも言いませんでした。

母を病院に送って、その後3人で話した時にその理由が分かりました。

もう緩和ケアという専門の看護師さんが付いている状況という事、薬はモルヒネを数日前から処方されている事

残された時間を楽に過ごせるように…

そんな治療になっているのでした。

私も、実家でモルヒネと書いた薬の袋を見た時に、それには気付いていたんです。

でも、心の中では「また元気に歩いて退院できるかもしれない」

そんな希望を持ちたいと思っていました。

現実は残酷で、そして確実に時間は過ぎて行きます。

今日の外出も、緊急の場合の時の電話番号も持たされていました。


外出の話をした時に、母は下を向いたままじっとして聞いていたそうです。

元々感の鋭い人なので、全てを分かっているような気もします。

入院している状況では信じられない言葉も看護師さんから言われました。

「食べたい物が有ったら持って来て良いですよ」

明日は甘納豆を持っていこう、そう思いました。

仕事を休んでずっとずっと側に居たい。

正直な気持ちはそう。

でも、きっと母は私がずっとそこに居たら

「仕事はどうした❓」と言うでしょう。

兄弟の中で一番心配をかけた私、それも有ってか私の子供達には特に優しく接してくれた。

片親でも子供達が真っ直ぐに育ってくれたのは、やはり私の両親の存在が大きかったのだとしみじみ思いました。


最近の私は、自分自身の将来の事に加えて、自宅の事も色々考えることも多く、そして母のこと、頭の中が整理できないようになってしまった日が有りました。

このままではいけない。

仕事の後に夢ちゃんと散歩している時に涙がずっと流れました。

夢ちゃんは又いつかの時と同じように、首を私の方に向けたまま歩き続けました。

「おかあさん、ゆめがいるよ」

そう言ってくれているようでした。

「ありがとう」

明日も私は同じ生活を続けます。

「頑張っているのがお前なんだよ」 

母はきっとそう言ってくれる。f:id:JunchanObachan:20181116183807j:plain

15時前の富士山です。逆光だったのでこんな風になりましたが、雄大な姿でした。


暫く更新は出来ないと思います。

同じ空の下、じゅんちゃんおばちゃんは頑張っている、そんな風に思って待っていて下さるとありがたいです。

そして皆様にはいつも優しい言葉をかけていただきほんとうに感謝しています。

ありがとうございます。

昨日から気温が低くなっていますので、くれぐれも風邪などひかれないよう気を付けてくださいね。





母とおりがみ

今日はお休みです。

いつもよりも遅く起きて、夢ちゃんとの散歩は長めにしました。

そのあと、近くのコインランドリーに向かいました。

実は私は、コインランドリーにひとりで行くのは初めてなのです。

寒い地域であるにもかかわらず、なぜ私が未だかつてこたつをしないかというと…

こたつ布団が洗濯できていないからでした。

そんなの良いじゃんと思えば良いのですが、やはりしまい込んだままのでは嫌だなという思いが強く。

今日デビューとなりました。

つい先日は、セルフスタンドで灯油も入れて来ました。灯油に関しては18ℓのタンク2つだったので、それを車に積む事は出来ません。なので、そこの従業員の方にお願いしました。

給油する前に「車に乗せて頂くことは出来ますか❓」と聞いておいたので、モニターで見ていたんでしょう、終わる頃に来てくれました。

ひとりで出来ることが増えてきた私です。

そして、人の助けが有り難く感じる事も多くなりました。


コインランドリーでの洗濯時間は31分でした。何か用足しをするにも中途半端な時間なので、車の中で待つ事にしました。

乾燥も済ませ、母の病院に向かう頃には昼を過ぎてしまいました。

お休みの日は昼食の世話をしたかったけれど、仕方ないです。

母は呼吸を助けるマスクをしていて、私が行くと直ぐに気付いて、ひとこと

「おりがみを取って欲しい」

ふと見ると枕元には朝顔のような形をしたおりがみが置いてありました。

母が折ったのでしょう。

引き出しを開けると、色とりどりの折り紙とハサミがビニールの袋に入っていました。

弟が持ってきてくれたのだと思います。

優しい子(もうおじさんですが私のイメージではこんな感じ)だなぁ、改めて思う。

「小さく切って欲しい」

母の言葉で、4分の1のサイズに切って渡しました。

母の指には常に脈拍を測るような装置が付けてあるので思うように指が動かせません。

数分もしないうちに、手が動かないからいいと言ってやめました。f:id:JunchanObachan:20181112145502j:plain折り鶴は私が折ったものです。

手前のが母で、何を折ろうとしたのかな…

病室からは富士山がよく見えます。

けれど窓際のベッドではないのと、患者さんもいたので撮るのはやめました。

また来るね、と言って別れました。

握った母の手は、私と同じくらいの暖かさで温もりが伝わってきました。

「頑張ろうね」

母ひとりに頑張ってと言うのはかわいそうです。私も頑張るからね、心で呟きました。


帰宅後は、母と約束したので、早速不動産屋に電話をしました。

急に話が飛びますか❓

頑張る、つながりです。

ここ数日検索して、今の住まいから30分くらいの所で良さそうな物件が有ったので直接問い合わせたんです。

な、なんと、事故物件でした。

リフォームもしてあって、同じマンションの別の部屋よりも良さそうな物件でした。

ずいぶん前ですが新聞で見た記憶が蘇り…

でも現在はそれを知った上で住人がいてリフォームもしたとの事でした。

ワンクッション置いたら告知の義務は無いと聞いた事が有るけれど、あえて教えてくれた所に、その不動産屋さんに対する信頼感が生まれました。

自分の今の状況を話して、住まいの方が片付いたら又連絡しますと言って電話を切りました。

色々な事を始めるのにはパワーが必要です。毎日の生活で疲れたりもすれけれど、自分で出来る事が増えた事が嬉しくも思い、細くなった母の指を思い出し、自分はまだまだ頑張れる、そんな気持ちで締めくくりたいと思います。f:id:JunchanObachan:20181112150750j:plainこれは2日前の富士山です。

数日間にわたり暖かかったので、下界に近い方の雪は大分溶けたようです。

冬に向かいながら、こんな風に姿を変えながら富士山の雪は増え続けます。

次に住むところは窓から富士山が見えたらいいな、そんな風に思いました。

今日電話した不動産さんはリゾート物件専門で、私が自分の住所を言ったら「まちなかですね」と言われました。

都会の方からすれは郊外的な感じでも、リゾートの地方からはそんな風に言われるのだな。

たしかに、小学校、病院、コンビニ、スーパー、近くにあるので、わざわざリゾート地に行かなくてもと思ったかもしれません。

しかもこれからは年齢をどんどん重ねていきます。

運転が出来なくなる日も来るだろう。

まだ時間は有ります。ゆっくり考えていきたいと思っています。

冬の足音が聞こえ始めたこのごろ。

皆様もくれぐれもお体気をつけて下さいね。


不思議に思うこと

日々仕事をしていて、ちょっと嫌だな、と思う事は誰しも有ると思います。

それはどんな職種であれ存在するでしょう。

この季節になると、サービス業に従事する身としては、菌の感染が一番怖いです。

信じられないですが、面と向かってくしゃみや咳をする人が居ます。

自分の身は自分で守る、この時期はインフルエンザ感染防止のためにマスクをさせて頂くように張り紙をする事が有ります。今年はまだしてないですが。

でも、本当に嫌だと思う事は他にも沢山ありますが、今日はマイバックに関してお話ししますね。

我が県はもう随分前から環境問題を重視してマイバックを推進しています。

バックを持参されると、レジの人が直接そのバックに入れるのです。

今はお客様に浸透して、地元の方は殆どマイバックを持参して下さいます。 

そんな中で生まれた困った事は、マイバックの汚れです。

色々な食品を入れるので、汁がこぼれたりして汚れる事も多いかと思います。

そんな時は洗濯をすると思うのですが…

私が初めて目にしてから、一度も洗っていないだろうという人のトップ3はケタ違いの凄さです。みんな女性です。

ふたりは、黒カビが袋全体に繁殖しています。臭いも凄いです。

トップ3の中のトップは、何かがこぼれたりしたのをそのままにしているので、袋が5倍くらいの重さになって汚れで生地が厚く硬くなっています。もちろんカビで真っ黒です。

個人的な感情を持ち出してはいけないのですが、さぁ一日頑張ろうと思っている朝イチにその方のどなたかが来たら、ちょっとテンション下がってしまいます。

あと臭いも凄いので、昼食の前もキツイです。

何故だろう、食品を入れる袋なのに…

疑問に思っても決して口には出せません。 

何故だろう、答えは出ません。

自分だったら汚れた袋を出すのも恥ずかしい。いえ、汚れたら洗うし。

皆さんに共通しているのは、全然気にしていないんです。しかも二人の人は服装は小綺麗な感じなんです。

これは私が不思議に思っても、その人達にとっては普通のことなんだろうな。

でも、正直な気持ちは、この袋に食品を入れて大丈夫なんだろうか。

いつも自問自答しています。


今日は雨の1日でした。

朝はカッパを着て散歩。f:id:JunchanObachan:20181106214527j:plain

今年の秋は紅葉をあまり見ることが出来ませんでしたが、雨のお散歩でコースを変えたらこんな場所が有りました。

沢山の落ち葉の中で、雨に濡れても夢ちゃんは楽しそう。

そんな夢ちゃんの見ると、私も雨の散歩が好きになります。

今日はお休みだったので、散歩の後は冬に備えてヒートテックのインナーを買いに行ったり、そのあと母のお見舞いに行きました。

母の事は又後日報告させていただきます。

一般病棟に移っていました。

明日も間に合ったら仕事の後に面会に行く予定です。

色々ご心配をいただき本当にありがとうございました。

明日からも、前向きな気持ちを持って行きたいと思っています。