今日はとても暖かい一日、小春日和に恵まれました。
11時からの父の法事も無事に終わって、その後兄弟とその家族で会食となりました。
会食の後に、4人で長男の入居予定のアパートを見に行きました。
まだ引き渡しされていないので中は見る事が出来ませんでしたが、4世帯で一軒が1階と2階を使用する間取りのアパートでした。
2LDK、2人では充分な間取り。
2人は色々みた結果、間取り優先でその場所を選んだのですが…
私は住所を書いた時に「え〜なんでまた」と言ってしまいました。
それには理由が有って、今の住まいも都会からすれば充分田舎ですが、でも田舎ながらも学校に近かったり、駅にも国道にもスーパー、コンビニにも近く利便性は高いんですよね。
しかし…長男のアパートは街のはずれ、山が近くに有って通勤もかなり遠くなります。
「お母さんは絶対にそう言うと思った」
その言葉を聞いて、2人が選んだのにはそれなりの決めてと言うか理由がある訳だし、それ以上は言うまいと思いました。
アパートを見た後、長男は色々新居の買い物が有ると言って別れました。
三男は、夕方届く荷物が有るのでしばらく休んで帰宅。
次男は明日も休みだから夕食を一緒に食べて先ほど(22時)家を出ました。
次男は一時よりも凄く痩せて、8月から整形外科に通院しているとの事でした。
前に帰って来たときに足を引きずっていたので心配していたのですが、椎間板ヘルニアだったと告白しました。
私と同じ病とは。
あの時、相当痛かったんだろう…自分も経験をしているのでよく分かります。
昔から三男は痛いとか、苦しいとか、全く口にしない子でした。
小さな頃から性格は形成されていたんですね。
離れているので心配も募ります。
こうやって会えるのも年に数回か…
でも、これからもそういう時間を大切にしよう、そう思いました。
今までの穴を埋める様に次男と話している時に《カサッ》音がする筈のない場所から音がしました。
そんな音に一番敏感なのは夢ちゃん。《ウ〜💦💦》怖がりながら怯える仕草。
その先には、棚の上に父の写真と、その近くには昨日私が色々整理して置いたホッカイロが置いておりました。
なんの力も加えられていないのに、それが静かに滑り落ちなのです。
しかも2回も。音はそれではないかもしれませんが。
私はその都度元の場所に戻して、2人は会話を続けたのですが、暫くして次男が
「さっき、する筈の無い跡がしたよね」
お母さんもそう思ったけど…
「霊的な物では無いから怖がらなくていいけど、なにかのエネルギーが働いていると思う」
との事。
「じいじの写真もそこに有るしね」
次男は高校生の頃、総合病院に入院した父を見舞う為に片道一時間以上を歩いて行った事が有ります。
その頃、家に帰らない事が多くて(居る場所は分かっていた)私も何度も迎えに行ったり、そんな時期でした。
私が仕事で留守の時の行動でした。
次男はそんな優しさを持った子でした。本当に心から祖父を心配したのでしょう。
父は、今日は私達を見ていてくれたでしょうか。
お寺の庭には陽だまりが出来て、空はとても綺麗でした。
寒い日が続いていたのに、今日は上着が無くても大丈夫でした。
これからの日々、きっと試練も有ると思います。
こんな風に家族で会える日を大切にして、健康に過ごしていけたら
父もきっとそんな風に思ってくれているんだと思いました。