可愛いチューリップが咲きました。数年間放ったらかしで、それでも花を咲かせてくれました。黄色いチューリップには朝露が光っています。
自分が手をかけないと生きていけない存在、草花だってそうです。ワンコや猫ちゃんだって人が与える影響は大きいです。出会った人間によって運命も左右されてしまいます。
先代の2人が亡くなってから自問自答し続けました。私たち家族と出会った事は幸せだったのかと。
答えは出ていません。けれど、大切な存在を亡くした日々の流れの中で、夢と出会う事が出来ました。それは運命だったと思います。先日ガムを買ってきました。数分で食べちゃいました。
長男が忙しいので夢との2人の時間が多いです。その時間には悲愴感はもちろん無い。
2年前…長男は長期出張で、たまたま三男のアパートの近くの為にそこで暫くの2人暮らし、そして私は、ムクとたった2人でムクとの最期の2ヶ月を過ごす事となったのです。
それは今思うと、かけがえの無い時間であり、ムクが亡くなってしまったからか…悲愴感が漂っていた様にも感じます。
ムクは毎日一人ぼっちで、ただただ私の帰りを待ち続けていたのです。亡くなる5日前まで散歩に行きました。結果論ですが、散歩の途中に立ち止まったりした時に、何故もっと早く気付いてあげられなかったのか。
自分を責め続ける日々。いえ、今でも責めているのです。これはもうどうにもならない事。
夢と出会わせてくれたのはムクかもしれません。
「おかあさん、いつまでも自分を責めないで」
虹の向こうでムクが呟いた…
ムク→夢(ムー)夢でこの変換が浮かんできました。数日後、ボランティアの方のプログに夢(仮名)と名付けられた夢が居ました。
運命の様なものを感じて夢に会いに行く時に「嫌われない限りその子を連れて帰るだろう」そう思いました。
夢と出会って夏にはもう2年になります。ほんの些細な事をこのブログに綴る事により、夢との日々は刻まれて行きます。
それは私たち家族の大切な、大切な日々です。そして心の中で呟きます。「ムク、ありがとう」