我が家には10数年前に植えたムクゲが有ります。
初めて花を咲かせた時に「これはムクゲという木だよ」
「ふぅん、じゃあノンゲは無いの❓」子供の純真な質問でした。
ムクゲ→ムク毛→ムクの毛
ノンゲ←のん毛←のんの毛
そんな風に変換したのでしょう。思わず笑ってしまいました。
子供たちは物心ついた頃からのんとムクが居て、日常の色んな事にその子達を重ねて考えるのはごく自然な事だったのです。
少し前までは、あの子達に重なるものに触れたりすると、涙が溢れる事の方が多かったけれど、今日は違います。
今年も花を咲かせたムクゲ。
それもあの2人との思い出の花、そして幼かった我が子の成長を思うと、花びらひとつひとつに愛しさを感じます。