JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

舞い降りる雪の想い出

こんばんは。

今日は晴れてとても過ごしやすい日でした。

お休みだったので、午前中は整形外科、午後はゆっくり過ごしました。

18時過ぎに長男に渡すものがあって仕事帰りに寄る為、お散歩は早めにする予定です。

もう8日。

余程な事が無い限り、雪は降らないと思いますが…

でも数年に一度は、桜が満開になってから大雪になるので、まだ油断できません。

タイヤもノーマルには替えられないです。

以前に、粉雪の想い出を記事にしましたが、今日は、母との想い出を辿りたいと思います。f:id:JunchanObachan:20220408161542j:plain

16年、3月11日 10時半頃です。f:id:JunchanObachan:20220408161740j:plain母の通院の頃でした。

この日は診察が早く終わり、この時間に院外処方の薬局に向かう途中。

樹海に近いですね、ここはもう、夜には怖くて通行出来ないような場所です。

雪の降りが激しくなってきていたのですが、私が写真を撮りたいと言ったら、母は「いいよ」と言って車で待っていてくれました。

母の通院は予約制なので、たとえ大雪だとしても行っていましたね。

この近くに総合病院が有るのですが、以前にそこに入院したのでその近くの薬局に行っていたんです。

その時は、そこから6キロくらい離れた総合病院に行っていたので、その薬局に行くのは結構な手間でした。

しかも、薬の量が多いので、1包化してもらってたので直ぐに受け取れません。

一度処方箋を出して、母と昼食を摂ってから貰いに行く感じでした。

通院の日は、全て終えたら15時過ぎでしたね。

でも、そんな中、写真に残して良かったとしみじみ思いました。

降り続く雪はあの頃と変わらない。

直径3センチは有るだろう塊が、シンシンと音を立てて落ちてきます。

数日前もそうでした。f:id:JunchanObachan:20220408162718j:plain

先日のお休み、私は懐かしい煮物を作りました。

幼い頃に母が作ってくれました。

家族は《油味噌》と呼んでいました。

一般的に油味噌と言ったら、ご飯のお供みたいな感じですよね。

これはちょっと違います。

作り方の工程は、途中までカレーと全く一緒です。

具は、人参、じゃがいも、玉ねぎ、そして、ナスは必須なんです。

最初炒めてから

水分を少なめに煮込んで火が通ったら、味噌で味をつけるんです。

煮込むときにはお酒と味醂を入れてあります。

砂糖は入れないです。

水分が多すぎると味噌汁みたいになってしまうので要注意です。

母にちゃんと教わっておけば良かった、そんな事が結構あります。何度か失敗しました。

今回、あの頃の味に近く出来たのですが、写真を撮り忘れました。

今度は写真を撮りますね。

言葉だけだとイメージが湧かないですよね。

その日の夕食と、次の日のお弁当に持っていきました。

作った日の夜(明け方ですね)

突然母が夢に現れました。

ずっと夢を見ていたのに、殆ど忘れてしまったので、覚えているところからお話ししますと


私は車のドアを開けたままその場を離れてしまったんです。

理由はちゃんと有るのですが、なにせ忘れてしまったので…

戻ると、運転席の足元のところに熊と猿が入り込んでいました。

《どうしよう…》

助手席の窓が開いていて、そこから熊と猿は出ていきました。

私には何の被害もなく

そうしたらその向こうから、白髪頭の母が歩いてきたんです。

母の髪は私がずっとカットしていたので短かったのに、三つ編みにしていました。

言葉は有りませんでした。

だけど、優しさは伝わってきました。


私はふと、母の思い出の料理を作った事で、母は喜んでくれたのではないかと思いました。

車から怖いと思う動物が出ていったのは

事故の事が解決して『もう怖い事ないよ』

母がそう言ってくれているのかなぁ

勝手に結びつけた私です。

自分に都合のいい解釈

職場では危険な事ですが、でも、家の中だったらいいですよね。

母の事「あの時ああしてあげればよかった」 そんな思いが沢山あります。

最後の通院になった日、まだ前向きだった母と私は、診察後に1時間程かけて栄養士さんから食事の指導を受けました。

食事制限されている母ですが、通院の日はたまに病院のレストランで好きなものを食べさせました。

その日もそうしようかと思っていたけれど、指導の時間が思いの外長引いたので、私は、食事は次の通院でいいかもと思ってしまったんです。

その1週間後に母は救急車で運ばれて、二度と病院を出る事は叶いませんでした。

あの時、好きなもの、好きなだけ食べさせてあげたかった、ごめんね、ばあば💧💧💧

入院後は、主治医は 

「食べたい物を作ってきて食べさせていい」

と言いました。

それが何を意味しているか、私は理解しました。

ほうとうやドリア、ひと口しか口に出来ませんでしたが、それでも食べてくれた事は救いでした。

母は強い人でした。

必ず家に帰るぞと思っていました。

今、父やのんやムクと一緒にいるのかなぁ。


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富士山も雪深いです。

4月が積雪量が一番多いんです。

富士山の春はまだまだ遠いですね。f:id:JunchanObachan:20220408170304j:plain夢ちゃんはとっても元気です。

市から狂犬病の葉書が届いたので、来週はチックン💉です。

近くの接種会場の日が仕事が休みだったので、ラッキーです。

その後のフィラリアの検査は動物病院に行くので、長男に付き合ってもらおうかと考えています。

時間はゆっくり過ぎて行きます。

人は皆、時間の流れの中では平等です。

これからも、夢ちゃんとの日々を大切に過ごして行きたいと思っています。

では、お散歩行ってきますね。

皆さま、いつもありがとうございます。