JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

東日本大震災から5年、熊本、九州の方々を思う

昨晩の地震の速報から現在まで、九州の方々を案じています。

停電も続いて、生活も寸断してしまっています。こんな時にすぐにでも行動に移せない自分がとても歯がゆく感じてしまいます。


あの、東日本大震災は、現在も人々の生活に影響を残しています。私の近所にも、被災された県の方が貸家に入居されました。

直接その事を聞いた事は有りませんが、車のナンバーが全て被災した県の物だったので気付きました。

2012年頃からだったと思います。

70代くらいのおじいちゃんが、玄関の前に座っていつもタバコを吸っていました。

ムクが健在だったので、朝の散歩の時に挨拶をするようになりました。

いつしかおじいさんはムクを見て、手を伸ばして撫でるのでは…という位までになりました。

そんな矢先…ムクが亡くなりました。そして未曾有の大雪。交通も寸断されて物資も届かないのでスーパー、コンビニ、日配品が底を尽きます。

色んな意味で厳しい冬を過ぎて、春になったらおじいさんにムクの事も告げようと思っていたのに、それきり二度と会えなくなりました。

どういう関係の方が入居していたのか…若いご夫婦と小学生のお子さんは今もいらっしゃいます。

でも、名前も知らない自分が突然声をかけても、と思いながら今日に至っています。

生活の拠点を住み慣れた土地から離さなければならない辛さ、ストレス、そういった戦いの日々は今も続いているのです。

自分に出来る事、いつも考えます。1人の力は小さいかもしれません。

でも、この気持ちを自分たちが持ち続けていけば、きっと未来に繋がっていくと信じています。