JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

淡雪が降っています

高校生の頃です。国語の授業で宮沢賢治の詩に出会いました。

それは、妹が亡くなる前に「雨ゆきを取って来てください」と賢治に言った、哀しい詩です。

あめゆじゅとてちてけんじゃ.

当時、クラスの中で目立った子が、面白おかしくその言葉を繰り返していました。

ちょっと違うよ💦文学少女を1人で気取っていた私は、賢治の世界をウケ狙いで汚されたような気分になりました。貧しくて、切なくて、哀しくて、そんな思いが漂っていたこの詩は、今もこんな季節を思い出します。