JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

春風の散歩

昨日は風の匂いが違いました。

まだまだ遠い春の匂い。

それは一瞬で、今日は冬に逆戻りですが。f:id:JunchanObachan:20170207072839p:plain夢ちゃんは心なしかテンション高め。

尻尾も耳もピンと立って

「おかあさん、ついてきて」と言ってるかのよう。

最近ですが不本意ですが散歩のコースが変わりました。

我が家を出てから広い道路に差し掛かると左回りに円を描くように歩きます。

一周した最終地点に或る貸家が有ります。

そこは、大震災の後に被災地からの方が住んでいらっしゃいました。

先代のムクとは交流も出来て(その頃のんちゃんは長い散歩が出来なくなっていた)

挨拶を交わすまでになっていました。

けれど、いつしか引っ越されてしまい、でも、故郷に帰る事が出来たのなら良かった…と思っていました。

長く空き家になった後に今年に入って灯りが灯るようになりました。

県内の方だと思います。

庭にワンコがいました。

けたたましく吠えられます。そんな時に夢は、応戦するでもなく、怯えるでもなく、飄々としています。

さすが苦労人…もとい、苦労犬。

そんな夢を偉いなぁと思いつつ、そのワンちゃんが悪いわけでもなく(きっと吠える理由は有るんだろう)  

けれど、もしもその子が興奮して離れて襲いかかって来たら…そんな不安も有ってその道は通らない事にしました。

というのも、昨年末に散歩で会うと吠えるワンちゃんがリードから離れて飛びかかって来たことが有ったから。

私は咄嗟に夢を抱っこしたけれど、5回くらい飛びつかれました。噛まれなかったけど。

飼い主は知ってる人でしたが

「ごめんね〜」

で終わり。

なんだかなぁ。

散歩のコースが変わっても、夢は全然気にしません。f:id:JunchanObachan:20170207074311p:plainこんな顔して何度も何度も振り返ります。

「夢はこっちの道もたのしいよ」

そう思ってくれてるかな❓

コースが変わった分少し距離を長くしました。

数日の暖かさで道の氷もほとんど溶けて散歩はしやすくなりました。

でも、まだ2月。

昨日の春と見まごう陽気とはうって変わり、今日は強い北風が吹いています。 

暖かくして散歩に行こう。

切ない別れ

今の仕事ですが、ずっと向いていないと思い続けていました。

そもそも自分に向いてる仕事って…

と考えた時に、ずっと事務職と思っていた自分でした。

二十歳の時に横浜まで単身面接に行き、幸運にも合格、親元離れてついた仕事はやり甲斐のある物でした。 

電話関係の仕事でした。営業課です。

主に電話の新規受付を行っていました。

私は今でもその職場に戻って仕事をしている夢を見ます。

それ程愛着のある仕事で有り、場所で有り、人間関係だったと思います。

その後についた仕事はホテルの接客業。

長男を抱えての仕事なので職種など選んではいられません。

私は初めて、仕事の大変さで痩せてしまう経験をしました。 でも、仕事は慣れないながらも、お客様から感謝の品物を頂いたり、自分の指名で宿泊を予約してくださったり、有難い事も沢山ありました。 

そんな中での私のカルチャーショックは…

逃避行です。

わずか1年にも満たない生活の中で、2件の逃避行を目の当たりにしました。

一件は独身の二十歳過ぎの子が妻帯者と消えました。 もう一件は、私が一番仲良くしていた私よりも随分年下の女の子…

やはり妻帯者と突然居なくなりました。

私は、その子に対して今でも申し訳なく思って居ます。

その子は無断欠勤をしていました。

私は幼い長男の面倒を見る事を優先させて、貴重な昼休み、その子の所を尋ねなかったのです。

あの日、私が尋ねて話をしていたら、あの子はそんな形で消えることはなかったんじゃ無いか❓

今でも思います。

とてもはつらつとしていて、仕事も出来る子で、はたから見ても私達は仲良しだったのに。冷たい女と思われたでしょう。

今どうしているのか…


それから私は色んな仕事を経験しましたが…

今の職種も向いているとは思っていませんでした。

一番辛かったのは、のんが亡くなったあの日。

私は涙を止める事もできずに職場へ着いた時に、その日の責任者の女性は

「3時くらいだったら落ち着く❓」と言って遅刻を許してくれました。

その間に、のんとずっと一緒にいる事が出来ました。

16年も一緒にいた雑種の真っ黒いワンコ。のん。

しかし…仕事に行ってのんのことを思い出すと涙が溢れてしまいます。

考えない様にしました。

そんな時にイレギュラーな事が起こるものです。

バイトの女の子が理不尽な女性の2人組からのクレームを受けていました。

理由は、商品の扱い方が雑、との事。

私はクレームに対応する様な立場では無いけれど、その場に近くに居たのと、私が直前まで接していたお客様だったのでお話を別の場所で聞いたのです。

そしたら、矛先がそのまま私の方に向かってしまい、しかも私はその日は亡くなったのんを思って常に涙目だった。

その2人の女性は、自分のクレームで従業員が涙ぐんで謝っていると勘違いしたのか

「大体あんたが最後までやらないからいけないんでしょ‼️」

と、火に油を注いでしまった感じでした。

私はその時に、この人達にいいことはあるのかな❓内心思ってしまいました。

お客様は神様です、と思うのは、店側が思うことであって、お客様の立場ではどうなのか❓

私はこの仕事についてそんな疑問を感じる事が多くなりました。


そして、最近(昨日知った事なのですが)

悲しすぎる別れが…

いつも私に対して優しく声をかけて下さるご夫婦がいました。

旦那さんは言葉はあまり交わしませんが、奥様はいつも「〇〇さんがいるから来たよ、いつも探しているよ」

などと言ってくれました。

数年前から1週間くらいの単位で旦那さんだけの日が増えました。

精神的なものだと思うのですが、気持ちが沈んでしまう様でした。

でも、毎回また一緒に来てくれるので、私も顔を見ると安心したものです。

でも、今回は随分長いなとは思っていました。

12月中旬から見なくなりました。

御主人が来た時に

「どうですか❓」などと声をかけても、その内聞きにくくもなって来ます。

昨日職場の人からの言葉は

「1月中旬に亡くなっていた」 

でした。

最後に交わした言葉は

「ありがとう、又来るね。〇〇さんも頑張ってね」

でした。 

今まで、毛糸で編んだたわしとか、お土産のストラップとか、優しさのこもったものを下さいました。

あの時が最後だったと思い返すのは辛すぎます。

今も涙が溢れてしまいます。

こういう別れは辛すぎます。


向いていないと思う仕事でも、でも、こんな風に温かい人達に会えるのであれば、結局は向いていたんじゃ無いのかな…とも思えて来ます。

それに、ずっと走り続けて来た人生の中で、一番長い勤務先です。

長く勤められるという事は、向いている、以前に縁が有ったのかな❓とも思えて来ます。

あの方はもう来ない…

そう思うと辛くて仕方ないですが、でも、あの人が応援してくれた自分でこれからもやっていこうと思います。

でも、今日だけは泣かせて下さい。


福寿草とかすみ草

もう何年も、育てたいと思いながら実現できない花がふたつ。
福寿草とかすみ草です。
私が大好きな花。
福寿草は年末に花屋とかホームセンターで見かけるのに、手に入れるキッカケを失って今日まで。f:id:JunchanObachan:20170131152057j:plain昨年、三男の引越しの手伝いに行った時に、手に入れることが出来ました。
まだまだ蕾。
雪かきが立てかけてある我が家の玄関に日中は出します。

私が昨年ハマった、韓国ドラマ「福寿草
恋人も、その恋人との間に出来た子供も奪われ、無実の罪をきせられ服役、そんな主人公の復讐劇。
やられるばかりの前半は見るのも忍耐でした。
でも、その主人公が逆境にも負けずに立ち上がる姿は、寒さに耐えて雪の中でも黄色い可憐な花を咲かせる福寿草そのものでした。
ネタバレになるので結末は言えませんが、勇気を貰えるドラマでした。
でも、韓国ドラマでいつも思う疑問なのですか、なんでそんなに簡単に騙されるかなぁ…
そういう設定が無いと長丁場のドラマが続かないのかもしれませんね。それを言ったら元も子もないか…

かすみ草は宿根の物を何度か種まきしました。地盤が悪いせいか一度も芽が出ませんでした。
春先になるとかすみ草だけの花束が店頭に並びます。
かすみ草は一般的には、フラワーアレジメントに欠かせない花みたいな印象ですが、私はかすみ草だけの花束が大好き。
溢れるほどのかすみ草を買って、今はのんとムクに供えています。
匂いが嫌だと言う人もいるけれど、私は気にならないですね。

今年は、福寿草、かすみ草を咲かせたいと思います。

言い間違いの話

昨日の事です。

17時までの勤務で割と早く帰れて、夢ちゃんとの散歩も早い時間に行ってこれた。

こんな日は夜がいつもよりも長いなぁ⤴

くつろいでいると、花火の音が🎆🎆

もしかして、またSPYAIRが来てるのか。

調べればわかるのに、昨日の私はそういうテンションにもなれずに(多分日頃の疲れからか)

夢ちゃんと信じられないような早い時間に就寝となりました。

そして、目覚めた時に、昨日のアーティストの方は誰だったんだろう…と思う流れから、思いは的外れな方向に流れ出して。

数年前にあるアーティストの方々(グループ)

がやって来ました。

ライブ後には似たような若者たちか沢山歩いています。

一駅離れた私の勤務先にもその様な若者が買い物に現れます。 

そんな事の有った次の日に

物凄くガサツな掃除のおばさん(悪気はないのですが、声が大きくて、お客様に対しても大声で叱り飛ばすような人)

その人が私に

「〇〇さん‼️昨日は地球がなんとかって言うグループが来ていたよね、ほらっ地球みたいな名前の」

❓❓

「💢ほらっ、なんかかぶってる人がいて」

「それって、もしかしてセカイノオワリですか?」

そうだよ、そうそう。

セカイノオワリ様、ゴメンなさい。

そのおばさんは65過ぎの方なので…

でも、セカオワでは40代の同僚も。

昨年、その人と私は昇級試験の為に本社に向かいました。

私の運転で1時間程の道のり。

色々会話する流れの中でその人は

「〇〇さん、知ってる❓

被り物してる人が居るグループで、なんて言ったかな…ハセガワ…そんな名前の。」

「それって、もしかしてセカイノオワリですか?」

又同じセリフ。


その人たちの事を笑えません。

21歳の頃、私はとっても失礼な言い間違いをやらかしてしまった事が有るのです。

電話の移転の受付をしていた時に

或るスーパーゼネコンの社員の方の勤務先を記入する時に

「漢字は馬に鹿ですよね❓」

相手は一瞬(; ̄O ̄)

少し間をあけ

「それじゃバカですよね」

穏やかに返してくださいました。

さすが、大手の社員の方は懐も大きいんだと思った瞬間です。

若さ故に許された間違いかもしれないけれど、立派なオバさん❓に成長した今、じゅんちゃん、言動には気を付けろよ‼️

自分を戒める

花火の音を聞いた瞬間から、こんな思いにまで発展した昨日の夜からの流れでした。

長男とのドライブと宿り木

今日はお休みです。

長男は久々の夜勤なので夕方までは家に居ます。

私は頼み込んで、山中湖まで一緒に行ってくれないかな❓

「お母さんが運転するならいい」

と言うわけで、午前の早い時間に姉の家に行く用事を済ませて、11時前に家を出ました。

とってもいい天気。

本当は夢ちゃんを連れて行きたかったけれど、県外の方が多い場所で、しかも夢ちゃんは土地勘がない、もしもはぐれてしまったら…

そう思うと断念してお留守番です。

湖畔の南側に有りました、宿り木。f:id:JunchanObachan:20170124124850j:plainf:id:JunchanObachan:20170124124922j:plain右下に写り込んでいるのは富士山です。

そう、湖畔の南側では富士山はよく見えません。

私は欲が出てしまい

「平野側に行けば富士山が見えるので、一周するようになってしまうけどいい❓天気も良いので富士山を撮りたい」

長男の🆗が出たので一周しました。

車も空いていて穏やかなドライブとなりました。f:id:JunchanObachan:20170124125302j:plain近くに居てもこんな雄大な姿を見る事は中々有りません。

心が洗われます。f:id:JunchanObachan:20170124125454j:plainここにも有りました。

沢山の宿り木が。

数日前に山中湖に移住した方のブログを拝見したのですが、宿り木を花瓶に挿して飾っていらっしゃいました。

鳥から種が運ばれるために木の高い位置にあるから、手にする事は中々出来ないみたいです。その方は散歩の時に落ちて居たものを拾ったそうです。

f:id:JunchanObachan:20170124130019j:plainこれだけ鈴なり状態だったら落ちてくることもあるんだろうなぁ…

そんな風に思いながら山中湖を後にしました。


先日ですが、私は宿り木という存在がとても気になって、それを語るには教えてくれた方から言わないとみたいな感覚でいました。

それはちょっと違うよと、今になって気付いた未熟者です。

花の名前を教えてくれたり、歌の歌詞だったり、場所だったり。

心に残る物事を知った時に、その、教えてくれた人の存在は付いて回ります。

けれど、その人の事まで詳しく言う必要など無かったと、そしてもしも、その人が仮に嫌な言葉を発したとしても、それは全くの過ぎ去った出来事でしかない。

過ぎ去った嫌な事を人様に話して、それが何になるのか❓言わなくて良い事だったと反省しております。

大切なのはこれからなので、過去の嫌な気持ちを引っ張り出す事は無いですよね。


申し訳ありませんでした。


けれど、私はもしもリアルタイムで嫌なことがあった時は、きっとこのブログにしたためて皆様の助けを借りることが有るかと思います。

こらからもよろしくお願いします。

そして、前回のものは不必要と思った所は削除しました。

皆様の大切なコメントが有るので、その日のブログ自体は残させてもらいました。


今日も半日が過ぎました。

最近思います。

時間の過ぎるのは早いと。

一瞬一瞬を大切にしていきたいと思っています。

いつもの場所で

驚異的な寒波は過ぎ去ったけれど、まだまだ寒い毎日。
元々寒がりな私には、真冬の朝7時台の散歩などあり得なかったけれど…
夢ちゃんと一緒なら楽しいものとなります。
夢は、朝どんなに寒くても耳と尻尾をピンと立てて、半ばスキップがちに歩きます。
その後ろ姿を見ていると
「お母さんも楽しいよ」

f:id:JunchanObachan:20170122205900j:plainそう思えてくる。

夢ちゃん、ありがとう。

お母さんにこんな朝の爽やかな時間を与えてくれて。

慌ただしい時間の中でもそんな風に思う毎日です。

宿り木

長男がまだ幼い頃です。

家庭がうまくいかずに数ヶ月実家の世話になった私は、長男と2人県外に旅立ちました。

やはり若かったと思います。

若さゆえ、無理も出来たし思い切ることも出来た。

私の父が旅立ちを認めた理由は、勤務を決めた所が託児所も有って長時間働いても預かってもらえる、だからギリギリ許したのでしょう。

自分を慕う孫を手放したくはなかったろうに…

そこでの生活は1年にも満たなかったけれど、私は一冊の本も書けるくらいさまざまな体験をしたのです。


その人は私よりも15歳近く年上の男性です。勿論妻帯者です。

入社の時から世話をしてくれて(人事に関する役職だった為)

相談にものってくれくれました。

誰も知る人の居ない土地でいつしか私はその人に、憧れにも似たような感情を持つようになったと思います。

長男の事も常に心配してくれました。


その人は草花を育てるのが好きで、或る時私にこう言いました。

「丹精込めて育てた花が花開いた時に◯◯さんがこの花を見たら、わぁきれい‼️そう言うだろうと思って眺めている」


世間知らずな私でもちょっと心にとまって、不倫などとは程遠い所に居るにも関わらず後ろめたい気持ちになったのです


昨年ですが、様々な不倫のニュースが世間を騒がせました。

不倫は勿論いけないです。 けれど、何故あれ程バッシングを受けたのか❓

私自身の答えはこれです。

その方々は、自分達が何のリスクを背負う事なく、良い人のまま幸せになろうとしたからなのではないかと。

好きになってしまう感情には歯止めが効かない事もある、けれど、それを貫こうとするならばリスク無しにはあり得ない、私はそう思います。 

自分が愛を貫く事で、何人かの人を不幸にしてしてしまう。

世間から批判も浴びるだろう、人も傷付けた、それらを背負って一緒になる覚悟が有ったのか。

その方が私を連れ出してくれた時に、場所は全く覚えてはいないけれど《宿り木》の存在を教えてくれました。

冬だったと思います。

その時は何気なく

「そうなんだ〜」

くらいにしか受け止めてはいなかったけれどf:id:JunchanObachan:20170120175431j:plain今日、母に食事を届けた帰りに宿り木に出会いました。

帰宅後に調べたら

花言葉もあって

困難に打ち克つ

克服

忍耐

だそうです。

その時の私を彷彿させるような花言葉

その人が花言葉を知った上で私に伝えたかったのかはもう定かでは有りませんが

私は何故か宿り木が好きになりました。


宿り木は、他の樹木の枝や幹に寄生して成長する、けれど寄生した植物を枯らさずに共存し自ら光合成も行なって養分を作り出す事も出来る。

だから花言葉はとても前向きなんだ。


困難な状況でも自分なりに身を結ぶ

私の今までの道のりは、順番満帆とは程遠い。だけど、だからこそ、それに打ち克つ気持ち、持って居たいと思える日でもありました。