今日はお休みです。
あいにくのお天気で、カミナリも鳴った朝でした。
鹿児島の奄美地方が梅雨入りだそうです。
母の日の日曜日は仕事でした。
帰る頃に長男からのライン。
私としても、この日に急に連絡となると察するものが有りました。
帰宅すると暫くして長男が来て、私にピンクの包みを手渡し
「これ、ふたりから」
開けてみると綿のような素材のストールでした。色は辛子色(地味)
私がKis-My-Ft2の玉森裕太さんのイメージカラーの黄色にあやかって、事故の後から黄色い物を揃えているのを知っていた長男。
車、財布。
そんな私を見ていたので、何かプレゼントする時には黄色を頭においているようです。
それはほんとうに長男の優しさ以外の何者でもありません。
なのにあろうことか私は
「ゴメンね、お母さんね、ほんとうは辛子色ってあんまり…」
そのストールの色があまりにも地味だったので。
長男は本当にさりげなく
「ずいぶん迷ったんだ、そうだね、でも、グラテーションでコーディネイトする使い方も出来るよ」
長男は私よりもずっとお洒落で、そして優しい心の持ち主なのでした。
私は一人になった後にさんざん反省し、後悔し。
でも、最後に辿り着いた答えは
「お嫁さんには絶対に言えない言葉を言える長男の存在が有難い。でも、今後は言葉に気を付けよう」
でした・・・
今年の母の日、私の母は居ません。
仕事帰りに白いカーネーションを買いました。
弟に14日に実家で食事しないかという誘いのメールをしました。
今朝はそんな訳で、カミナリの音を聞きながら、母の好きな物を作りました。
もうホントにシンプルな料理です。
ひじきと梅干しの炊き込みご飯とじゃがいもの煮っころがし。母の部屋はひっそりとしていました。
弟が到着する前に写真を撮ったので、運んだ時の器のままです。
弟には他にヒレカツのフライを用意していました。
弟は美味しいと言って食べてくれました。
「こんな風に、たまにはここで食事をするようにしようね」
そんな約束をして別れたふたり。
親が居なくなってしまうと兄弟も疎遠になる、何となく身をもって感じていたので、これからもこんな時間を大切にしていきたいと思いました。
そして、私が母を思うような気持ちで、私の息子たちも感じているのかもしれない。
私はまだ現役で元気かもしれないけれど、これからは心配をかける事も増えてくるかもしれない。
そんな時、素直な自分でいたいなと思いました。
今思い起こせば
母は食事を作って持っていくと
「こんなにたくさん要らない」
という様な事をいつも言いました。それはきっと、娘に対する遠慮だったのだと思います。
分かっているのに
「今全部食べるんじゃないんだよ、夜の分も有るから」と言っていましたが(つとめてやさしく❓)
な〜んにも言わないで笑っていれば良かったのかなって今思います。
弟と話していても、お互いの心残りな事が沢山あることに気付きました。
きっとみんなそうなんだろう…
現実に起こってしまった結果からそういう考えに至る訳で、その過程では精一杯の事をしているんだって、そう思いたいです。
そんな話をしているのを、母は何処かで聞いていてくれたかな。
来年の母の日には、白にこだわらないで母が喜んでくれたピンクのカーネーションを持って行こう、そんな風に思いました。
富士山の雪もだいぶ解けました。これは4月下旬の雨の日の夢ちゃんです。
読者をさせて頂いているうにげさんから
「夢ちゃんの雨に濡れて黒くなった顔が見たい」とリクエストだったので載せてみました。
今日は一日雨でした。
さぁ、今から散歩です。
明日は晴れると良いですね。