JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

花のように

先日の散歩でかわいい花を見ました。f:id:JunchanObachan:20190323173559j:plain相変わらず草に夢中の夢ちゃんの後ろ。

拡大するとこんな可憐な花です。f:id:JunchanObachan:20190323173710j:plain調べたら《犬のふぐり》と言うそうです。

こんなかわいい花に何故その名前❓

もともと私は小さくてたくさん咲き乱れる花が大好きなのです。

一番好きなのは白いかすみ草。

その花は存在感のある艶やかな花の添え物みたいに扱われる印象ですが、私の中ではかすみ草は立派な主役です。

かすみ草の花束、なんと美しいことか。

花を好きだというくせに、花からは遠ざかっている私。

最近の事、《花のように育てる》そんな言葉を目の当たりにしました。

それは、私の長男のお嫁さんの両親です。

父親は私よりも随分と年上で、とても立派な方です。

初めてお会いした時も、娘を大切にしている印象が強かったです。

長男夫婦がアパートに引っ越ししたのはもう寒くなりかけた頃でした。

私はその日、お嫁さんの母親が手伝いに来ると聞いていたので少し遠慮して、お米とか引っ越しそばとか後で届けました。

後で聞いたのですが、父親はポリタンクに2個も灯油を満タンにして届けたそうです。

私には考えも及ばない事、父親の娘を思う気持ちって凄いんだなと実感しました。

今年1月、母の通夜の時、お寺で家族葬だったのですが、休憩したお寺の部屋がお茶碗を洗うスポンジもなく、しかもお湯が止められていて(何故❓)冷たい水で自分たちで湯飲み茶わんとか洗ったんです。 

次の日、お嫁さんはゴム手袋とスポンジ、黒いエプロンを持参して「私やります」って。

世間知らずの私よりもちゃんとしてる。

ご両親が立派に育てたんだな、そう思いました。

父親は特に、花を育てるように大切に育てたのではないかと思います。

その子に「おかあさん」と呼ばれると、少し変な気持ちです。男の子から呼ばれた事しかなかったから。

人との縁は不思議なものです。

でも、こうして出会えたことはとても幸せな事。

ふたりがいつまでも仲良く暮らしてくれたらと願っています。

今の私は、夢ちゃんを花のように…もう育てるという年齢ではないですね。 

人間だったら中年に近付いた夢ちゃん。

でも、私にとってはいつまでもかわいい我が子です。 花を育てるように、いつもいつも気にして大切にしていくつもりです。f:id:JunchanObachan:20190323175821j:plain

家の中では王女さま然としてる夢ちゃん。

私は下僕でいいよ、そんな風に思うことも多々あります。

《出会えてよかったね》

いつも待っていてくれてありがとう。

そんな風に思ったお彼岸の一日でした。