明日は雪予報です。
東京都心も朝から雪で、積雪予報は23区で5センチ、神奈川は10センチ。
こちらも未明から雪が30%、私が出勤する頃に90%、どうなることやら…
2月は一番寒さが厳しい時期です。
それでも、毎年我が家の風呂場の窓が凍結して氷紋が現れるのが、今年は一度も無いのです。
それだけ暖冬なのかもしれないですが、人は勝手なものです。昨年の寒さに耐えた事など忘れて、今がピークだと言わんばかりの反応。そんなものかもしれないですね。
冬は嫌いではなかった私が、いつしか冬が苦手だと公言して久しい。
何が嫌なの❓
自問自答したら、やはり自分の体の衰えというか、出来ないことが増えた事で辛くなってきてしまったんですね。
冬が織りなす風景はとても幻想的で、冷たくあるようで凛として、自分もそうありたいと思える。
ふと、撮りためた風景を紐解いてみた。母の通院は予約制の為、毎月、雨の日も雪の日もキャンセルする事なく通っていた。
3年前の3月。
その日は雪になった。
通っている総合病院とは離れた調剤薬局が行きつけだった為に、通院の後に5キロほど離れた調剤薬局へ向かった時に撮りました。
「雪がきれいだから撮ってもいい❓」
と母に聞いてから、助手席で待ってもらい撮りました。
その時、確かに母はそこにいました。
私はいつも自分が撮った写真を母に見せていたので、母もこの風景は見ていたと思います。
もう、2つの総合病院も調剤薬局も行く事は無くなりました。
でも、今でも仕事が終わると病院に向かいそうになったり、実家に行くとあのベッドに母が座って待っているような気がしてなりません。
食事制限されていたせいか、焼きそばとかスパゲティとか、医師が勧めない物を食べたがった母。
今でもそれらの食べ物をスーパーで目にすると思い出します。
雪は哀しい思い出でしかないのかな…
母は夢ちゃんのことをいつも気にかけていました。
「こんな子を捨てる人が居るのか」
口癖のように言っていて
「とても手放せないだろう」
私に言いました。
こんなにずっと側にいたのに、最後の言葉はなんだったのだろうと思います。
テレビドラマのようにはいきません。
母は、昨年末に三男と長男夫婦と共にお見舞いに行った時に、三男に向かって
「親孝行するんだよ」
と言いました。
母の意思のある言葉はそれが最後のような気がします。
そのあと何度も会っていますが、日常の会話だけだったので。
親孝行…
それは、私に対して子供達が楽をさせるようにとかそういう事ではなくて、いつまでもみんな仲良くしなさい、そう言っているように思いました。
そして今、私の側には夢ちゃんがいます。
この写真は、やはり3年前です。
夢ちゃんとは、生きる時間の流れが少し違います。
けれど、いえ、だからこそ、一緒の時間を大切にしていきたいです。
明日のことなんて誰もわからない。
だからこそ、今この時間が大切なのだと思える。
そんな風に思いました。
腰の方ですが、今日1ヶ月以上ぶりに治療をしてもらいましたが、あまり芳しくないです。
姿勢を変える時に左の骨盤の後ろの方に強い痛みが走ります。
療法士の先生が、関節の動きを治療すると、不思議です痛みが無くなるのです。
でも、暫くすると戻ってしまう。
原因は、関節に炎症が起きているとの事。
昼は割と痛みが無いので、普通に仕事をしてしまっているのもよくないようです。
痛いところが有るとやはり辛いですよね。
こんな繰り返して行くのだろう…
皆様も、くれぐれもお体の方気をつけてくださいね。
寒いと治りも遅かったりします。
そして、インフルエンザも依然として流行しています。
春が待ち遠しいですね。