JunchanObachanのブログ

じゅんちゃんおばちゃんの夢日記

母とおりがみ

今日はお休みです。

いつもよりも遅く起きて、夢ちゃんとの散歩は長めにしました。

そのあと、近くのコインランドリーに向かいました。

実は私は、コインランドリーにひとりで行くのは初めてなのです。

寒い地域であるにもかかわらず、なぜ私が未だかつてこたつをしないかというと…

こたつ布団が洗濯できていないからでした。

そんなの良いじゃんと思えば良いのですが、やはりしまい込んだままのでは嫌だなという思いが強く。

今日デビューとなりました。

つい先日は、セルフスタンドで灯油も入れて来ました。灯油に関しては18ℓのタンク2つだったので、それを車に積む事は出来ません。なので、そこの従業員の方にお願いしました。

給油する前に「車に乗せて頂くことは出来ますか❓」と聞いておいたので、モニターで見ていたんでしょう、終わる頃に来てくれました。

ひとりで出来ることが増えてきた私です。

そして、人の助けが有り難く感じる事も多くなりました。


コインランドリーでの洗濯時間は31分でした。何か用足しをするにも中途半端な時間なので、車の中で待つ事にしました。

乾燥も済ませ、母の病院に向かう頃には昼を過ぎてしまいました。

お休みの日は昼食の世話をしたかったけれど、仕方ないです。

母は呼吸を助けるマスクをしていて、私が行くと直ぐに気付いて、ひとこと

「おりがみを取って欲しい」

ふと見ると枕元には朝顔のような形をしたおりがみが置いてありました。

母が折ったのでしょう。

引き出しを開けると、色とりどりの折り紙とハサミがビニールの袋に入っていました。

弟が持ってきてくれたのだと思います。

優しい子(もうおじさんですが私のイメージではこんな感じ)だなぁ、改めて思う。

「小さく切って欲しい」

母の言葉で、4分の1のサイズに切って渡しました。

母の指には常に脈拍を測るような装置が付けてあるので思うように指が動かせません。

数分もしないうちに、手が動かないからいいと言ってやめました。f:id:JunchanObachan:20181112145502j:plain折り鶴は私が折ったものです。

手前のが母で、何を折ろうとしたのかな…

病室からは富士山がよく見えます。

けれど窓際のベッドではないのと、患者さんもいたので撮るのはやめました。

また来るね、と言って別れました。

握った母の手は、私と同じくらいの暖かさで温もりが伝わってきました。

「頑張ろうね」

母ひとりに頑張ってと言うのはかわいそうです。私も頑張るからね、心で呟きました。


帰宅後は、母と約束したので、早速不動産屋に電話をしました。

急に話が飛びますか❓

頑張る、つながりです。

ここ数日検索して、今の住まいから30分くらいの所で良さそうな物件が有ったので直接問い合わせたんです。

な、なんと、事故物件でした。

リフォームもしてあって、同じマンションの別の部屋よりも良さそうな物件でした。

ずいぶん前ですが新聞で見た記憶が蘇り…

でも現在はそれを知った上で住人がいてリフォームもしたとの事でした。

ワンクッション置いたら告知の義務は無いと聞いた事が有るけれど、あえて教えてくれた所に、その不動産屋さんに対する信頼感が生まれました。

自分の今の状況を話して、住まいの方が片付いたら又連絡しますと言って電話を切りました。

色々な事を始めるのにはパワーが必要です。毎日の生活で疲れたりもすれけれど、自分で出来る事が増えた事が嬉しくも思い、細くなった母の指を思い出し、自分はまだまだ頑張れる、そんな気持ちで締めくくりたいと思います。f:id:JunchanObachan:20181112150750j:plainこれは2日前の富士山です。

数日間にわたり暖かかったので、下界に近い方の雪は大分溶けたようです。

冬に向かいながら、こんな風に姿を変えながら富士山の雪は増え続けます。

次に住むところは窓から富士山が見えたらいいな、そんな風に思いました。

今日電話した不動産さんはリゾート物件専門で、私が自分の住所を言ったら「まちなかですね」と言われました。

都会の方からすれは郊外的な感じでも、リゾートの地方からはそんな風に言われるのだな。

たしかに、小学校、病院、コンビニ、スーパー、近くにあるので、わざわざリゾート地に行かなくてもと思ったかもしれません。

しかもこれからは年齢をどんどん重ねていきます。

運転が出来なくなる日も来るだろう。

まだ時間は有ります。ゆっくり考えていきたいと思っています。

冬の足音が聞こえ始めたこのごろ。

皆様もくれぐれもお体気をつけて下さいね。