昨日の事、勤務先で記念品を頂きました。
それは、勤務してからの節目に頂けるものです。
事務の女性から数日前に
「花を用意しますが切り花と鉢植えどっちが良いですか」と聞かれ鉢植えをお願いしました。
当日になり仕事中に呼ばれ事務所に行った所、従業員の方々が、卒業の時にアーチをする様に両脇に並んでいて、その時点で胸がいっぱいになってしまいました。
仕事中なので勿論全員では無くて、仕事の時間を割いて代表の方が来てくれたんです。
拍手で迎えられて、店長の言葉のあと、何か有りますか❓と聞かれて
「胸がいっぱいで何にも言えません、これからもどうか宜しくお願いします」
としか口に出ませんでした。
思えば今の勤務先に採用して頂いた時に三男はまだ小学生でした。
その時の事は今も私の脳裏に鮮明に残っています。
前の勤務先が無くなってしまい(信じられない事に昼と夜の勤務先が2か月くらいの差は有ったけれど閉店してしまった)
誰も独り立ちしていない状況で職を失ったのです。両方の閉店のお手伝いを終えて4日後が今の職場の初出勤の日でした。
その前夜に私は39度の熱を出してしまいました。長男の買って来てくれた薬と氷でどうにか下がって出勤しましたが、あの頃は本当に必死だったと思います。
覚える事が沢山あって1日がとても早く過ぎた気がします。
職場で頂いた花には《感謝》の文字が有りました。
原点に戻った気持ちです。
感謝の気持ちを持つ事、最近の私は忘れていたのかもしれません。
次々と現れる、モンスターの様な後輩たち。
その人達の不満とか憤りが前面に出てしまって。
働く事が出来る事に感謝の気持ちを持って、これからもずっと続いていく道を、時には寄り道をしながらも歩いていきたい、そんな風に思いました。