今日の日曜日は珍しくお休み。
姉と弟と病院で待ち合わせをし、3人で母を見舞って来ました。
母は、70代くらいまでは60㌔以上有った体重が今は40㌔切っています。
それが年齢を重ねる事なのかと、最近は実感しています。
母は昨年入院した時よりも回復が早かったのにもかかわらず、実は先日私がお見舞いに行った時に主治医から話が有ると言われて聞かされた言葉は、1人では受け止めきれない内容でした。
数日悶々としながらも、今日姉と弟に話した次第です。
2人はワンクッション置いてるので、涙も見せませんでしたが、私は…その日は母に悟られない様にするのが精一杯。
帰りは、動揺しているので予定した所にも寄らずに帰宅しました。
それは、直接の言葉は控えさせていただきます。
今私が思うのは、母との時間を大切にして行こう、それだけです。
そんな思いになる前日、私は子供達から思いがけないサプライズを受けました。
22日に三男の所に行ったときの事。
帰宅の遅くなった三男を待って、慌ただしい夕食。
大学の頃は一人暮らしもソツなくこなして、冷蔵庫には冷凍したご飯もキープし、カレー、焼肉などは自分で調理していました。
所が…
余ったサラダを「冷蔵庫に入れておくので食べてね」と言ったら
「冷蔵庫は開ける事が無いから今食べる分だけでいい」
耳を疑う言葉。
そう言えば、着いた時にお刺身とか冷蔵庫に入れた時に、入っていたのは500㎖のペットボトルだけだった。
しかも、最近は布団に寝ていないと…
疲れてそのままソファで寝てしまっている。
いくら若いとはいえ、この状況は親としてどうにかしなければ、月に1回でもアパートに通おうか、そんな事を思い巡らしている時に
長男が何故か席を外して
戻った時に大きな包みを抱えていました。
「これ、2人から。
本当は次男にも声をかけたかったんだけど」
その中には、私が夢ちゃんとの散歩の時に重宝しそうな帽子、そして私が好きな色のハンカチ、いつもうちわで扇いでいる私に何か感じたのか、品のある扇子。自分はこんな事は全く考えてもいなくて、何故誕生日に三男の所に行ったかというと、大人になった子供達に感謝の気持ちを伝えたかっただけなのです。
そこに次男が居たら良かったのに…
涙がこぼれそうになったので台所に行きました。2人は気付いていたと思います。
胸がいっぱいになってしまうと、中々ありがとうって言えないものですね。
ハッキリした声では言ってない気がします。
今でも、子供達のサプライズの余韻は心に残っています。
そんな事が有った22日。
闘病されていた小林麻央さんが亡くなりました。
私はずっとブログを拝見していました。
初めて麻央さんを知ったのは恋のから騒ぎでした。
その清楚で美しい姿は際立っていたと思います。
そして闘病する姿は、同じ様に病を抱えた方をどんなに勇気付けた事でしょう。
今はどんな言葉も出て来ません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
そして、素敵な笑顔をありがとうございました。その笑顔に救われた人は沢山いる筈です。