この日は、2年前に亡くなったのんの命日です。
当日は良い花も無く、昨日花を買ってきました。16歳での最期の時は認知症になっていましたが、食欲もあり時折びっくりするほどの力を出す事も有りました。
私が帰宅したある日、いつもの様に抱っこして頬にスリスリ「のん、ただいま〜」それが嫌だったのかは分かりませんが、２回ほど、私の鼻筋に顔でぶつかってきました。
遠吠えをしながら…私には《おかあさん、おかえり、まっていたよ》と言っている様にも取れました。
しかし…数時間後に入浴して顔を洗ったら、突然大量の鼻血‼️
これ、前にも書いたかなぁ❓
時間差で、ぶつかって切れる寸前だったのが顔を洗うという外からの刺激で切れたのだと後で気付いた次第です。
日に日に軽くなってゆくのんを抱っこして、庭でのトイレに連れて行く時に「この、おバカさん」と言うのが日常。関西の人の《アホ》と同じで、愛情込めた言葉でした。
昼休みも家に帰り様子を見て、帰宅したらすぐにトイレ、オムツもせずにいつも綺麗でいました。
2年経った今、考えると涙が溢れていた時期を過ぎて（やはり涙は出るけれど)ありがとう、という気持ちが強くなりました。その時間、確かに存在した者が目の前から消えてしまうのは、言い尽くせない喪失感が有ります。けれど、存在した証は心に刻まれ、沢山の想い出を残してくれました。いつか会えると信じて、これからも頑張っていきます。
