私の誕生日を覚えて貰うのには《夏至の頃です》と言うと一番わかりやすい。一年で一番日が長い頃です。
18時台に帰宅できる日は、車のライトも要らない。
家に着いたら19時を回っていても、散歩するには反射のタスキは要らないくらい。
夕焼けが綺麗。数分で色を変えていく。夢のお陰で、季節の香り、夕暮れの色を感じる事が出来ます。
さぁ、シャッターチャンス‼️とばかりに構えると、数分で空の色が変わるのです。一瞬《釣瓶落とし》という言葉が過ぎりました。でも、それは、秋の日の暮れるのが早い事を、井戸の水をくむ時のオケ、釣瓶が下に落ちる様に似ていると言ってるんですね。
今は初夏、季節は違うけれど、一瞬の空の色が変わる様子はそれに似ていると思いました。でも、昔の人の感性は、とても細やか、そして言葉の表現がとても美しいと思います。
そういった心を和ます様な時間の流れ、大切にしていけたら…
