私が中学生の頃です。
入学式が終わって桜が満開の後に大雪になった記憶が有ります。
桜の上に雪が積もるのを初めて見た瞬間でした。
それが、ここ数年は全国的にそういう現象が増えているように思います。これは15年4月。夢ちゃんと散歩の時に撮ったものです。
寒い冬を耐えてやっと花を咲かせ、後少しで満開という時に。
でも、桜は強かったです。
その後ちゃんと満開に咲き誇りました。桜は直ぐに散ってしまうイメージだけれど、寒冷地の桜は雪にも耐える強さを持っているのでしょう。
春先の大雪にはもう1つ思い出が有ります。
5年ほど前まで、両親を車で1時間かかる病院に連れて行っていました。
4月も半ば、タイヤをノーマルに交換したら通院日に大雪。
延ばすことは出来ないので行きました。
運転はドキドキです。
一番の関門は途中の長い坂。
何とか無事に往復し
帰宅後は家の前の雪をかいてから父をやっとの思いで玄関まで連れて行きました。
その頃の父は、介助すればゆっくり歩けたので助かりました。車椅子だったらもっと大変だったと思います。
外出も少なくなっていた両親は雪景色のドライブが出来たと思えば、楽しい通院だとも思えます。
もしもその日が晴れだったら、そんなに鮮明に覚えていたろうか❓
あまり起こり得ない事が有ると、心に深く刻まれます。春の日の雪は重くてアクシデントも多いけれど、気温が高いために直ぐに溶けます。だから真冬に降る雪よりは優しい感じが有ります。
好きではないけど、そんな風に両親との思い出を作ってくれた事もそんな思いになるのかもしれません。
でも、今年も出来れば降って欲しくないけれど。
やっぱり桜は満開になり人々を楽しませたら、春風に吹かれている散ってゆく、そんな姿が一番似合います。
今年はに三男の所に行ったら、途中に桃畑がたくさん有るので皆様にお届けできたらと思っています。
実は…外が雪の為に明日の近所の雪かきが気になってしまい目が冴えてしまって(そういう所がストレスの原因なんだろうけど)ひとり呟いてしまいました。